10.3. ミラーリングされたリポジトリーの作成
外部コンテナーレジストリーから外部リポジトリーをミラーリングするには、以下を実行します。
- Red Hat Quay レジストリーにログインします。
ミラーリングされたリポジトリーのイメージをプルするためのロボットアカウントを作成します。
- 右上のドロップダウンメニューから Account Settings を選択します。
- 左側の列の Robot Accounts ボタンを選択します。
- Create Robot Account を選択します。
- ロボットアカウントの名前および説明を追加し、Create robot account を選択します。
- 追加しているミラーリングされたリポジトリーは存在していないため、Close を選択します。
- 一覧から ROBOT ACCOUNT NAME を選択します。
- プロンプトが出されたら、ミラーリングするリポジトリーの外部レジストリーにアクセスするためにロボットが必要とする認証情報を追加し、Credentials ウィンドウを閉じます。
- REPOSITORIES を選択します。
- Create New Repository を選択し、これに名前を付けます。
- リポジトリー名を入力し、Public または Private を選択して、Create Repository を選択します。
- Settings ボタンを選択し、リポジトリーの状態を MIRROR に変更します。
- 新規ポジトリーを開き、左側の列の Mirroring ボタンを選択します。
フィールドに入力し、新規リポジトリーでミラーリングするリポジトリーを特定します。
- Registry URL: ミラーリングするコンテナーレジストリーの場所。
- User or Organization: 通常は、ミラーリングするコンテンツに関連付けられているアカウント名。例えば、イメージ registry.example.com/jsmith/myimage:latest の場合、jsmith がここに入力されます。
- Repository Name: イメージのセットの名前を識別する名前。例えば、イメージ registry.example.com/jsmith/myimage:latest の場合、myimage がここに入力されます。
- Sync Interval: デフォルトで 24 時間ごとの同期に設定されます。これは時間または日に基づいて変更できます。
- Robot User: ミラーリングを実行するために先に作成したロボットアカウントを選択します。
- Username: ミラーリングするリポジトリーを保持する外部レジストリーにログインするためのユーザー名。
- Password: ユーザー名に関連付けられたパスワード。パスワードにはエスケープ文字 (\) を必要とする文字を含めることができないことに注意してください。
- Start Date: ミラーリングが開始する日付。現在の日時がデフォルトで使用されます。
- Verify TLS: 外部レジストリーの信頼性を確認する必要がある場合にこのボックスにチェックを付けます。たとえば、自己署名証明書を使用してテストするために Red Hat Quay を設定する場合や、証明書を使用しない場合は、このボックスのチェックを外します。
- HTTP Proxy: リモートサイトへのアクセスに必要なプロキシーサーバーを特定します (必要な場合)。
Tags: このフィールドは必須です。個別のタグまたはタグパターンのコンマ区切りの一覧を入力できます。(詳細は、タグパターンのセクションを参照してください)。
注記少なくとも 1 つのタグを明示的に入力する (タグパターンではない) か、または、タグの latest がリモートリポジトリーに存在する必要があります。これは、Quay でミラーリングに使用する指定の一覧との比較用にリモートリポジトリーでタグ一覧を取得するために必要です。
以下は、完了した Repository Mirroring 画面の例です。
Enable Mirror ボタンを選択します。以下は、作成されるリポジトリーミラーリングページです。
後でこのページに戻り、これらの設定を変更することができます。