12.3. クォータ管理設定フィールド
次の設定フィールドは、Red Hat Quay のクォータ管理機能を有効にし、カスタマイズします。クォータ管理により、管理者は使用量制限の設定、Blob サイズの計算、タグ削除動作の制御などが可能になり、組織レベルでストレージ使用ポリシーを適用できるようになります。
フィールド | 型 | 説明 |
---|---|---|
FEATURE_QUOTA_MANAGEMENT | Boolean | クォータ管理機能の設定、キャッシュ、検証を有効にします。
デフォルト: |
DEFAULT_SYSTEM_REJECT_QUOTA_BYTES | 文字列 | すべての組織に対してシステムのデフォルトクォータ拒否バイト許容量を有効にします。 デフォルトでは、制限は設定されていません。 |
QUOTA_BACKFILL | Boolean | クォータバックフィルワーカーが既存の Blob のサイズを計算できるようにします。
デフォルト: |
QUOTA_TOTAL_DELAY_SECONDS | 文字列 | クォータバックフィルを開始するまでの遅延時間。ローリングデプロイメントでは、合計が不正確になる可能性があります。このフィールドは、ローリングデプロイメントが完了するまでにかかる時間よりも長い時間を設定する 必要があります。
デフォルト: |
PERMANENTLY_DELETE_TAGS | Boolean | タイムマシンウィンドウからのタグの削除に関連する機能を有効にします。
デフォルト: |
RESET_CHILD_MANIFEST_EXPIRATION | Boolean |
子マニフェストを対象とする一時タグの有効期限をリセットします。この機能を
デフォルト: |
クォータ管理の YAML サンプル