12.3. クォータ管理設定フィールド


次の設定フィールドは、Red Hat Quay のクォータ管理機能を有効にし、カスタマイズします。クォータ管理により、管理者は使用量制限の設定、Blob サイズの計算、タグ削除動作の制御などが可能になり、組織レベルでストレージ使用ポリシーを適用できるようになります。

Expand
表12.2 クォータ管理設定
フィールド説明

FEATURE_QUOTA_MANAGEMENT

Boolean

クォータ管理機能の設定、キャッシュ、検証を有効にします。

デフォルト: False

DEFAULT_SYSTEM_REJECT_QUOTA_BYTES

文字列

すべての組織に対してシステムのデフォルトクォータ拒否バイト許容量を有効にします。

デフォルトでは、制限は設定されていません。

QUOTA_BACKFILL

Boolean

クォータバックフィルワーカーが既存の Blob のサイズを計算できるようにします。

デフォルト: True

QUOTA_TOTAL_DELAY_SECONDS

文字列

クォータバックフィルを開始するまでの遅延時間。ローリングデプロイメントでは、合計が不正確になる可能性があります。このフィールドは、ローリングデプロイメントが完了するまでにかかる時間よりも長い時間を設定する 必要があります

デフォルト: 1800

PERMANENTLY_DELETE_TAGS

Boolean

タイムマシンウィンドウからのタグの削除に関連する機能を有効にします。

デフォルト:False

RESET_CHILD_MANIFEST_EXPIRATION

Boolean

子マニフェストを対象とする一時タグの有効期限をリセットします。この機能を True に設定すると、子マニフェストはすぐにガベージコレクションされます。

デフォルト:False

クォータ管理の YAML サンプル

# ...
FEATURE_QUOTA_MANAGEMENT: true
DEFAULT_SYSTEM_REJECT_QUOTA_BYTES: "100gb"
QUOTA_BACKFILL: true
QUOTA_TOTAL_DELAY_SECONDS: "3600"
PERMANENTLY_DELETE_TAGS: true
RESET_CHILD_MANIFEST_EXPIRATION: true
# ...
Copy to Clipboard Toggle word wrap

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat