8.3. UI を使用したリポジトリーログのエクスポート
Export Logs 機能を使用すると、より多くのログファイルを取得し、Red Hat Quay データベースの外部に保存できます。この機能には次の利点と制約があります。
- リポジトリーから収集するログの日付の範囲を選択できます。
- ログをメールの添付ファイルで送信するか、コールバック URL に移動することを要求できます。
- ログをエクスポートするには、リポジトリーまたは名前空間の管理者である必要があります。
- すべてのユーザーのログが 30 日分保持されます。
- Export logs 機能は、過去に生成されたログデータのみを収集します。ログ取得中のデータのストリーミングは行いません。
- この機能を使用するには、Red Hat Quay インスタンスを外部ストレージ用に設定する必要があります。ローカルストレージはログのエクスポートには使用できません。
- ログが収集されて利用可能になったら、そのデータを保存する場合は、すぐにコピーする必要があります。デフォルトでは、データは 1 時間後に期限切れになります。
ログをエクスポートするには、次の手順を実行します。
手順
- 管理者権限のあるリポジトリーを選択します。
- Logs タブをクリックします。
- オプション: 特定の日付を指定する場合は、From ボックスと to ボックスに範囲を入力します。
Export Logs ボタンをクリックします。以下のような Export Usage Logs のポップアップが表示されます。
- エクスポートされたログを受信するメールアドレスまたはコールバック URL を入力します。コールバック URL には、指定ドメインへの URL (例: <webhook.site>) を使用できます。
- Confirm を選択して、選択したログエントリーを収集するプロセスを開始します。収集されるログデータの量に応じて、これが完了するまでに数分から数時間かかる場合があります。
ログのエクスポートが完了すると、次の 2 つのイベントのいずれかが発生します。
- 要求したエクスポート済みログエントリーが利用可能であることを通知するメールが受信されます。
- Webhook URL からのログエクスポート要求の成功ステータスが返されます。さらに、エクスポートされたデータへのリンクを使用して、ログをダウンロードできるようになります。
注記
URL は Red Hat Quay 外部ストレージ内の場所を指しており、1 時間以内に期限切れになるように設定されています。ログを保持する場合は、エクスポートされたログを有効期限が切れる前に必ずコピーしてください。