3.2. 複数のプロキシを水平に結んだトポロジー
大規模なネットワークには、複数の RHN Proxy Server をすべて個別に Red Hat Network に接続するなどのより分散型の方法が必要になる場合があります。水平に結んだ構成は、各プロキシが RHN と同時に同期できるようにする一方、クライアント要求の負荷を分散します。
この水平構成の短所は、個別のプロキシにロードされたカスタムパッケージがその仲間となるサーバーに配信されなければならない点です。こうした状況は次のいずれかで対処することができます。
- rsync Proxy 間でパッケージを同期化するファイル転送プログラムを使用します。
- NFS 共有を Proxy とカスタムチャンネルのレポジトリ間に作成します。
いずれかのソリューションによりいずれの RHN Proxy Server のいずれのクライアントにもすべてのカスタムパッケージが配信されることになります。
図3.2 複数のプロキシを水平に結んだトポロジー