3.6. テーマと国際化
Red Hat Single Sign-On で UI の外観および操作感を変更できます。レルムごとに設定されます。テーマを変更するには、左側のメニュー項目 Realm Settings
に移動し、Themes
タブをクリックします。
テーマタブ
UI カテゴリーごとに必要なテーマを選択し、Save
をクリックします。
- ログインテーマ
- ユーザー名エントリー、OTP エントリー、新しいユーザー登録、およびその他の同様の画面。
- アカウント: テーマ
- 各ユーザーに、ユーザーアカウントの管理 UI があります。
- 管理コンソールのテーマ
- Red Hat Single Sign-On 管理コンソールのスキン。
- メールテーマ
- Red Hat Single Sign-On がメールを送信する必要がある場合には、このテーマに定義されているテンプレートを使用して電子メールを作成します。
『サーバー開発者ガイド』では、新規の作成や既存ものの変更方法について説明します。
3.6.1. 国際化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
すべての UI 画面は、Red Hat Single Sign-On で国際化されています。デフォルトの言語は英語ですが、Theme
タブで Internationalization
スイッチをオンにする場合は、サポートするロケールとデフォルトのロケールを選択できます。ユーザーが次にログイン時に、ログイン画面、ユーザーアカウント管理 UI、および管理コンソールに使用するログインページで言語を選択できます。『サーバー開発者ガイド』では、追加の言語を提供する方法を説明します。
3.6.1.1. ユーザーロケールの選択 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ユーザーに最適なロケールを選択するには、利用可能な情報に関する最良のロケールを決定するために使用されるロケールセレクタープロバイダーがあります。ここで注意すべき点は、ユーザーが必ずしも認識されているわけではないことです。このため、以前に認証されたユーザーのロケールは、永続化されたクッキーに記憶されています。
ロケールを選択するには、以下の最初の項目を使用します。
- User selected: ドロップダウンロケールセレクターを使用してロケールを選択するとき
- User profile: 認証されたユーザーがあり、ユーザーにロケールセットが推奨されるとき
- Client selected: ui_locales パラメーターなどを使用してクライアントにより渡される
- Cookie: ブラウザーで選択した最後のロケール
-
許可される言語:
Accept-Language
ヘッダーのロケール - レルムのデフォルト
- 上記がない場合は、英語にフォールバックします。
ユーザーが認証されたとき、アクションがトリガーされ、前述の永続化されたクッキーでロケールを更新します。ユーザーがログインページのロケールセレクターでロケールをアクティブに切り替える場合は、この時点でユーザーロケールも更新されます。