第18章 Network Observability CLI


18.1. Network Observability CLI のインストール

Network Observability CLI (oc netobserv) は、クラスターのネットワークトラフィックのデバッグとトラブルシューティングに使用されるスタンドアロンの OpenShift CLI(oc) プラグインです。これは、Network Observability Operator とは独立して動作し、ネットワークのパフォーマンスに関する即時診断情報を収集します。

18.1.1. Network Observability CLI について

Network Observability CLI (oc netobserv) を使用して、ネットワークの問題を迅速にデバッグおよびトラブルシューティングします。このツールを使用することで、Network Observability Operator をインストールしなくても、フローとパケットに関するライブ分析情報が即座に提供されます。

Network Observability CLI は、eBPF エージェントを利用して収集したデータを一時的なコレクター Pod にストリーミングするフローおよびパケット可視化ツールです。キャプチャー中に永続的なストレージは必要ありません。実行後、出力がローカルマシンに転送されます。

重要

CLI のキャプチャーは、8 - 10 分などの短い期間のみ実行されるように設計されています。実行時間が長すぎると、実行中のプロセスを削除するのが難しくなる可能性があります。

18.1.2. Network Observability CLI のインストール

Network Observability CLI は、ネットワークオブザーバビリティーのデバッグおよびトラブルシューティングを迅速に行う軽量な方法です。これは、別途インストールする必要があります。

Network Observability CLI (oc netobserv) のインストールは、Network Observability Operator のインストールとは別の手順です。つまり、Operator がソフトウェアカタログからインストールされている場合でも、CLI を別途インストールする必要があります。

注記

ユーザーは、必要に応じて、Krew を使用して netobserv CLI プラグインをインストールできます。詳細は、「Krew を使用した CLI プラグインのインストール」を参照してください。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) をインストールしておく。
  • macOS または Linux オペレーティングシステムがある。
  • docker または podman をインストールする必要があります。
注記

インストールコマンドの実行には、podman または docker を使用できます。この手順では podman を使用します。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、Red Hat レジストリー にログインします。

    $ podman login registry.redhat.io
  2. 次のコマンドを実行して、イメージから oc-netobserv ファイルを抽出します。

    $ podman create --name netobserv-cli registry.redhat.io/network-observability/network-observability-cli-rhel9:1.11
    $ podman cp netobserv-cli:/oc-netobserv .
    $ podman rm netobserv-cli
  3. 次のコマンドを実行して、抽出したファイルをシステムの PATH にあるディレクトリー (/usr/local/bin/ など) に移動します。

    $ sudo mv oc-netobserv /usr/local/bin/

検証

  1. oc netobserv が利用可能であることを確認します。

    $ oc netobserv version

    このコマンドを実行すると、次の例のような結果が生成されるはずです。

Netobserv CLI version <version>
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る