第3章 ユーザータスク


3.1. インストールされた Operator からのアプリケーションの作成

クラスター管理者がインストールした Operator から、OpenShift Container Platform クラスターにアプリケーションをデプロイできます。Web コンソールの インストール済み Operator ページを使用して、etcd クラスターなどの Operator カスタムリソース (CR)API からアプリケーションを作成します。

3.1.1. Operator を使用した etcd クラスターの作成

OpenShift Container Platform の Web コンソールで etcd Operator を使用して etcd クラスターを作成できます。Operator は、Pod、サービス、およびその他のクラスターリソースを自動的に作成します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform 4.22 クラスターにアクセスできる。
  • 管理者によってクラスター全体に etcd Operator がすでにインストールされている。

手順

  1. この手順を実行するために OpenShift Container Platform Web コンソールで新規プロジェクトを作成します。この例では、my-etcd というプロジェクトを使用します。
  2. Ecosystem Installed Operators ページに移動します。

    クラスター管理者がクラスターにインストールし、使用可能な Operator は、クラスターサービスバージョン (CSV) のリストとしてここに表示されます。各 CSV は、Operator が提供するソフトウェアを起動および管理します。

    ヒント

    以下のコマンドを実行すると、CLI からこのリストを取得できます。

    $ oc get csv
  3. Installed Operators ページで、etcd Operator をクリックして詳細情報および選択可能なアクションを表示します。

    提供される API に示されているように、この Operator は、etcd クラスター 用の EtcdCluster リソースを含む、3 つの新しいリソースタイプを提供します。

    これらのオブジェクトは、デプロイメントReplicaSet といった Kubernetes に組み込まれているネイティブオブジェクトと同様に機能しますが、etcd の管理に特化したロジックが含まれています。

  4. 新規 etcd クラスターを作成します。

    1. etcd Cluster API ボックスで、Create instance をクリックします。
    2. オプション: EtcdCluster オブジェクトの最小開始テンプレート (クラスターのサイズなど) を変更します。
    3. Create をクリックして確定します。これにより、Operator がトリガーされ、Pod、サービス、および新規 etcd クラスターの他のコンポーネントが起動します。
  5. サンプルの etcd クラスターをクリックしてください。
  6. Resources タブをクリックします。

    あなたのプロジェクトには、Operator が作成および設定した複数のリソースが含まれています。

  7. プロジェクト内の他の Pod からデータベースにアクセスできる Kubernetes サービスが存在することを確認してください。
  8. オプション: プロジェクト内で Operator 管理アプリケーションを作成する権限を別のユーザーに付与するには、次のコマンドを実行して 編集 ロールを追加します。

    $ oc policy add-role-to-user edit <user> -n <target_project>

    プロジェクト内で 編集 権限を持つユーザーは、etcd クラスターなどの Operator が管理するアプリケーションインスタンスを作成、管理、削除できます。

結果

etcd クラスターは、障害発生時に自動的に対応し、Pod が異常状態になったり、クラスター内のノード間を移行したりした場合に、データのバランスを再調整します。適切なアクセス権限を持つクラスター管理者または開発者は、自身のアプリケーションでデータベースを使用できます。

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