第5章 インストール後の設定
5.1. インストール後の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Virtualization をインストールした後、環境が適切にセットアップされていることを確認するために実行できる手順がいくつかあります。環境に関連するコンポーネントを設定できます。
- クラスター管理者は、自己検証チェックを実行することで、実稼働ワークロードをデプロイする前に、環境が完全に機能し自立して稼働しているかを検証できます。
- ホストパスプロビジョナーは、OpenShift Virtualization 用に設計されたローカルストレージプロビジョナーです。仮想マシンのローカルストレージを設定する必要がある場合、まずホストパスプロビジョナーを有効にする必要があります。
- OpenShift Virtualization Operator、ワークロード、およびコントローラーのノード配置ルール。
ネットワーク設定:
- Kubernetes NMState および SR-IOV Operator のインストール
- 仮想マシンへの外部アクセスのための Linux ブリッジネットワークの設定
- ライブマイグレーション用の専用セカンダリーネットワークの設定
- SR-IOV ネットワークの設定
- OpenShift Container Platform Web コンソールを使用したロードバランサーサービスの作成の有効化
ストレージ設定:
- Container Storage Interface (CSI) のデフォルトのストレージクラスの定義
- ホストパスプロビジョナー (HPP) を使用したローカルストレージの設定
5.1.1. セルフサービス Technical Supportability Review リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat カスタマーポータルのセルフサービス Technical Supportability Review (TSR) を使用すると、クラスター設定が Red Hat の標準プラクティスに沿っているかを検証できます。
must-gather ツールは、リソース定義、サービスログ、設定データなど、クラスターに関する診断情報を収集します。詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの「クラスターに関するデータの収集」を参照してください。
セルフサービス TSR は、AI を使用してクラスターの must-gather データを評価し、優先順位付けされた推奨事項のエグゼクティブサマリーを提供します。これは、環境に影響を与える前に潜在的な問題を特定し、解決するための出発点となります。
TSR は、OpenShift Virtualization を含む OpenShift Container Platform プラットフォーム全体にわたって、数百項目に及ぶチェックを実行します。チェックの対象範囲は継続的に拡大しています。
5.1.1.1. セルフサービス TSR ツールを使用するタイミング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
セルフサービス TSR を通常の運用ワークフローに統合することは、次のようなシナリオで役立ちます。
- 定期的なベンチマーク
- TSR 四半期レポートを使用して、クラスターの健全性をベンチマークし、定期的なメンテナンス活動を計画します。
- プリフライトチェック
- アップグレード、移行、拡張などの大幅な構造変更を行う前に、クラスター構成を検証します。
- 重大なイベントへの事前の備え
- 季節的なトラフィックのピークなどのトラフィックが急増するイベントや、年末のシステム停止、事業継続計画の訓練、コンプライアンス監査などの運用上の節目に備えて、事前にクラスターの安定性を確認します。
5.1.1.2. TSR へのアクセス方法 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
セルフサービスレビューを実行するには、クラスターの must-gather データを、Red Hat カスタマーポータルの Support セクションにある Analyze タブにアップロードします。直接リンクについては、関連情報セクションの「AI ツールを使用した Technical Supportability Review」を参照してください。Analyze 機能は、クラスターにおける主要なリスクを特定し、是正措置を推奨する、優先順位付けされたエグゼクティブサマリーを生成します。推奨事項を確認し、特定されたリスクに対処するために提案された是正措置を実施してください。
セルフサービス TSR は、クラスターの健全性に関する確固たる基準を提供します。追加のガイダンスやより包括的なレビューが必要な場合は、Red Hat Account チームまでお問い合わせのうえ、Technical Account Manager (TAM) または Red Hat コンサルタントによるアシステッドレビューを調整してください。アシステッドレビューでは、専門家による分析やより深いレベルでの検証が行われるほか、セルフサービスバージョンよりも頻繁に更新されるチェック機能を利用できます。