第7章 OpenShift Container Platform の開発について
エンタープライズ品質のアプリケーションを開発および実行する場合にコンテナーの機能を最大限に活用するには、主要な運用特性を提供するツールによって環境がサポートされているようにします。
これらのコンテナー特性ツールを使用すると、コンテナーに以下の特性を持たせることができます。
- 他のコンテナー化された/されていないサービスに接続できる分離したマイクロサービスとして作成される。たとえば、アプリケーションをデータベースに結合したり、アプリケーションにモニタリングアプリケーションを割り当てることが必要になることがあります。
- 回復性がある。サーバーがクラッシュしたときやメンテナンスのために停止する必要があるとき、またはまもなく使用停止になる場合などに、コンテナーを別のマシンで起動できます。
- 自動化されている。コードの変更を自動的に選択し、新規バージョンの起動およびデプロイを自動化します。
- スケールアップまたは複製が可能である。需要の上下に合わせてクライアントに対応するインスタンスの数を増やしたり、インスタンスの数を減らしたりできます。
- アプリケーションの種類に応じて複数の異なる方法で実行できる。たとえば、あるアプリケーションは月一回実行してレポートを作成した後に終了させる場合があります。別のアプリケーションは継続的に実行して、クライアントに対する高可用性が必要になる場合があります。
- 管理された状態を保つ。アプリケーションの状態を監視し、異常が発生したら対応できるようにします。
コンテナーが広く普及するにつれ、企業向けに設計されたツールの必要性が高まり、さまざまな管理オプションが登場しました。
このセクションでは、OpenShift Container Platform で Kubernetes のコンテナー化されたアプリケーションをビルドし、デプロイする際に作成できるアセットの各種のオプションを説明します。また、このセクションで、各種の異なるアプリケーションや開発要件に適した方法も説明します。
7.1. コンテナー化されたアプリケーション開発 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
コンテナーを使用したアプリケーションの開発にはさまざまな方法を状況に合わせて使用できます。
選択肢の幅広さを示すために、以下の手法では、単一のコンテナーの開発から、ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションのデプロイに至るまでの過程をたどります。これらの例は、コンテナー化開発に利用できるさまざまなツール、フォーマット、および手法を主に説明します。
- シンプルなコンテナーを作成し、そのコンテナーをレジストリーに保存する
- Kubernetes マニフェストを作成し、そのマニフェストを Git リポジトリーに保存する
- Operator を作成し、アプリケーションを他のユーザーと共有する