7.2.3. 仮想マシンイメージの一般化


システム固有の設定データをすべて削除して Red Hat Enterprise Linux (RHEL) イメージを一般化してから、そのイメージを使用してブートソースイメージ (仮想マシンの事前設定済みスナップショット) を作成できます。ブートソースイメージを使用して、新しい仮想マシンをデプロイできます。

virtctl、guestfs、virt-sysprep ツールを使用して、RHEL 仮想マシンを一般化できます。

前提条件

  • ベースの仮想マシンとして使用する RHEL 仮想マシンがある。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • virtctl ツールがインストールされている。

手順

  1. 実行中の RHEL 仮想マシンを停止するには、次のコマンドを入力します。

    $ virtctl stop <my_vm_name>
  2. オプション: 元の仮想マシンのデータが失われないように、仮想マシンのクローンを作成します。その後、クローンの仮想マシンを一般化できます。
  3. 次のコマンドを実行して、仮想マシンのルートファイルシステムを格納する dataVolume を取得します。

    $ oc get vm <my_vm_name> -o jsonpath="{.spec.template.spec.volumes}{'\n'}"

    出力例:

    [{"dataVolume":{"name":"<my_vm_volume>"},"name":"rootdisk"},{"cloudInitNoCloud":{...}]
  4. 次のコマンドを実行して、リストされた dataVolume に一致する永続ボリューム要求 (PVC) を取得します。

    $ oc get pvc

    出力例:

    NAME            STATUS   VOLUME  CAPACITY   ACCESS MODES  STORAGECLASS     AGE
    <my_vm_volume> Bound  …
    注記

    クラスター設定により仮想マシンを複製できない場合は、元の仮想マシンのデータが失われないように、代わりに仮想マシン PVC をデータボリュームに複製できます。その後、クローン作成された PVC を使用してブートソースイメージを作成できます。

    PVC をクローン作成してブートソースイメージを作成する場合は、複製された PVC を使用して次の手順に進みます。

  5. libguestfs-tools を使用して新しいインタラクティブコンテナーをデプロイし、次のコマンドを実行して PVC をそれにアタッチします。

    $ virtctl guestfs <my-vm-volume> --uid 107

    このコマンドは、次のコマンドを実行するためのシェルを開きます。

  6. 次のコマンドを実行して、システム固有のすべての設定を削除します。

    $ virt-sysprep -a disk.img
  7. OpenShift Container Platform コンソールで、Virtualization Catalog をクリックします。
  8. Add volume をクリックします。
  9. Add volume ウィンドウで、以下を実行します。

    1. Source type リストから、Use existing Volume を選択します。
    2. Volume project リストからプロジェクトを選択します。
    3. Volume name リストから正しい PVC を選択します。
    4. Volume name フィールドに、新しいブートソースイメージの名前を入力します。
    5. Preference リストから、使用している RHEL バージョンを選択します。
    6. Default Instance Type リストから、以前に選択した RHEL バージョンに適した CPU とメモリーの要件を持つインスタンスタイプを選択します。
    7. 異種クラスターのみ: Architecture リストから、選択したボリュームに対応するアーキテクチャーを選択します。
    8. Save をクリックします。

結果

新しいボリュームが Select volume to boot from リストに表示されます。これが新しいブートソースイメージです。このボリュームを使用して新しい仮想マシンを作成できます。

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