第14章 サポート
14.1. サポートの概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Virtualization が提供する統合診断ツールとサポートを活用することで、クラスターおよび仮想マシン (VM) の問題解決を迅速化できます。
デバッグ情報を収集するには、Prometheus と Alertmanager を設定し、OpenShift Container Platform と OpenShift Virtualization の must-gather データを収集します。
14.1.1. サポートケースの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
即座の対応が必要な問題が発生した場合は、Red Hat Support チームに対してサポートケースを開いてください。
14.1.1.1. Red Hat Support チーム用のデータ収集 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ご使用の環境に影響を与えている問題に関する情報を収集し、サポートケースに添付して提出してください。これは、Red Hat Support チームがお客様の問題を効果的に診断する際に役立ちます。
以下のツールを使用して、トラブルシューティング情報を収集します。
- Prometheus および Alertmanager の設定。
-
must-gatherツールの設定と使用。 -
仮想マシンからの
must-gatherデータおよびメモリーダンプの収集。 -
OpenShift Container Platform および OpenShift Virtualization の
must-gatherデータの収集
14.1.1.2. サポートケースの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
環境内で OpenShift Virtualization が正常に機能しなくなるようなクラスターの問題が発生した場合、その解決のためにサポートケースを送信してください。
Customer Support ページから、Red Hat Support チームへサポートケースを送信できます。サポートリクエストには、問題に関して収集したデータを含めてください。
14.1.2. Jira 課題の作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
バグを報告する場合は、Customer Portal Labs で利用できる Red Hat Issue Router (RHIR) を使用してください。
手順
- RHIR にアクセスします。
- すべての OpenShift Virtualization コンポーネントのリストから、問題を報告するコンポーネントを探します。
- コンポーネントの Report a bug リンクをクリックします。
Create issue ページで、以下のフォームに記入します。
- Summary フィールドと Description フィールドに入力します。Description フィールドには、問題の詳細な説明を記入します。
収集したトラブルシューティング情報をすべて提出します。
- コマンドの出力など、トラブルシューティングに関するテキスト情報は、Description フィールドに追加します。
- トラブルシューティング用のファイルは、Attachment フィールドを使用して追加します。
- ページ下部の Create をクリックします。
- 作成したバグの詳細を確認します。
14.1.3. セルフサービス Technical Supportability Review リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat カスタマーポータルのセルフサービス Technical Supportability Review (TSR) を使用すると、クラスター設定が Red Hat の標準プラクティスに沿っているかを検証できます。
must-gather ツールは、リソース定義、サービスログ、設定データなど、クラスターに関する診断情報を収集します。詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの「クラスターに関するデータの収集」を参照してください。
セルフサービス TSR は、AI を使用してクラスターの must-gather データを評価し、優先順位付けされた推奨事項のエグゼクティブサマリーを提供します。これは、環境に影響を与える前に潜在的な問題を特定し、解決するための出発点となります。
TSR は、OpenShift Virtualization を含む OpenShift Container Platform プラットフォーム全体にわたって、数百項目に及ぶチェックを実行します。チェックの対象範囲は継続的に拡大しています。
14.1.3.1. セルフサービス TSR ツールを使用するタイミング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
セルフサービス TSR を通常の運用ワークフローに統合することは、次のようなシナリオで役立ちます。
- 定期的なベンチマーク
- TSR 四半期レポートを使用して、クラスターの健全性をベンチマークし、定期的なメンテナンス活動を計画します。
- プリフライトチェック
- アップグレード、移行、拡張などの大幅な構造変更を行う前に、クラスター構成を検証します。
- 重大なイベントへの事前の備え
- 季節的なトラフィックのピークなどのトラフィックが急増するイベントや、年末のシステム停止、事業継続計画の訓練、コンプライアンス監査などの運用上の節目に備えて、事前にクラスターの安定性を確認します。
14.1.3.2. TSR へのアクセス方法 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
セルフサービスレビューを実行するには、クラスターの must-gather データを、Red Hat カスタマーポータルの Support セクションにある Analyze タブにアップロードします。直接リンクについては、関連情報セクションの「AI ツールを使用した Technical Supportability Review」を参照してください。Analyze 機能は、クラスターにおける主要なリスクを特定し、是正措置を推奨する、優先順位付けされたエグゼクティブサマリーを生成します。推奨事項を確認し、特定されたリスクに対処するために提案された是正措置を実施してください。
セルフサービス TSR は、クラスターの健全性に関する確固たる基準を提供します。追加のガイダンスやより包括的なレビューが必要な場合は、Red Hat Account チームまでお問い合わせのうえ、Technical Account Manager (TAM) または Red Hat コンサルタントによるアシステッドレビューを調整してください。アシステッドレビューでは、専門家による分析やより深いレベルでの検証が行われるほか、セルフサービスバージョンよりも頻繁に更新されるチェック機能を利用できます。
14.1.4. OpenShift Virtualization ドキュメントに関するフィードバックの提供 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ドキュメントのエラー報告や機能改善リクエストは、Red Hat の Jira アカウントにログインの上、課題を送信してください。Red Hat Jira アカウントをお持ちでない場合は、アカウントを作成するよう求められます。
手順
- Jira 課題 を作成し、Component フィールドで CNV Documentation を選択します。
- Summary に課題の簡単な説明を入力します。
- Description に課題や機能拡張の詳細な説明を入力します。問題があるドキュメントのセクションへの URL も記載してください。
- Create をクリックします。
14.1.5. Web コンソールの監視 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform の Web コンソールを使用して、クラスターと仮想マシン (VM) の健全性を監視します。
OpenShift Container Platform Web コンソールには、クラスターと OpenShift Virtualization コンポーネントおよびリソースのリソース使用量、アラート、イベント、および傾向が表示されます。
| ページ | 説明 |
|---|---|
|
Virtualization | クラスターの詳細、ステータス、アラート、インベントリー、およびリソースの使用状況 |
|
Virtualization | OpenShift Virtualization のリソース、使用状況、アラート、およびステータス |
|
Virtualization | ライブマイグレーションの進捗 |
|
Virtualization | CPU、メモリー、ストレージの使用状況の概要 |
|
Virtualization | VM リソースの使用状況、ストレージ、ネットワーク、および移行 |
|
Virtualization | VM イベントリスト |
|
Virtualization | 仮想マシンのステータス条件とボリュームスナップショットのステータス |