15.5.3. Configuring shared store high availability
Red Hat Ceph Storage クラスターは、異なるデータセンターのブローカーで利用可能な共有ストアを効果的に作成します。失敗時にメッセージがブローカークライアントが利用可能なままになるように、ライブバックアップグループの各ブローカーが以下を使用するように設定します。
- 共有ストア高可用性 (HA) ポリシー
- Ceph ファイルシステム内の同じジャーナル、ページング、および大きなメッセージディレクトリー。
以下の手順では、ライブバックアップグループのマスター、スレーブ、およびアイドルバックアップブローカーに共有ストア HA ポリシーを設定する方法を説明します。
手順
ライブバックアップグループの各ブローカーの
broker.xml
設定ファイルを編集します。Ceph File System で、同じページング、バインディング、ジャーナル、および大きなメッセージディレクトリーを使用するように各ブローカーを設定します。# Master Broker - DC1 <paging-directory>mnt/cephfs/broker1/paging</paging-directory> <bindings-directory>/mnt/cephfs/data/broker1/bindings</bindings-directory> <journal-directory>/mnt/cephfs/data/broker1/journal</journal-directory> <large-messages-directory>mnt/cephfs/data/broker1/large-messages</large-messages-directory> # Slave Broker - DC1 <paging-directory>mnt/cephfs/broker1/paging</paging-directory> <bindings-directory>/mnt/cephfs/data/broker1/bindings</bindings-directory> <journal-directory>/mnt/cephfs/data/broker1/journal</journal-directory> <large-messages-directory>mnt/cephfs/data/broker1/large-messages</large-messages-directory> # Backup Broker (Idle) - DC2 <paging-directory>mnt/cephfs/broker1/paging</paging-directory> <bindings-directory>/mnt/cephfs/data/broker1/bindings</bindings-directory> <journal-directory>/mnt/cephfs/data/broker1/journal</journal-directory> <large-messages-directory>mnt/cephfs/data/broker1/large-messages</large-messages-directory>
以下に示すように、バックアップブローカーを HA ポリシー内のマスターとして設定します。この設定により、手動で起動すると、バックアップブローカーがマスターにすぐにになります。ブローカーはアイドル状態のバックアップであるため、アクティブなマスターブローカーに指定できる
failover-on-shutdown
パラメーターは適用されません。<configuration> <core> ... <ha-policy> <shared-store> <master> </master> </shared-store> </ha-policy> ... </core> </configuration>
関連情報
- ライブバックアップブローカーグループに共有ストアの高可用性ポリシーの設定に関する詳細は、Configuring shared store high availability を参照してください。