2.4. コネクターの設定
以下の例は、コネクターの設定方法を示しています。
手順
-
<broker_instance_dir>/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 connectors
要素に、新しいconnector
要素を追加します。ブローカーのプロトコルおよびポートを指定します。以下は例になります。<connectors> <connector name="example-connector">tcp://localhost:61617</connector> </connectors>
上記の例では、TCP プロトコルのコネクターを定義します。クライアントはコネクター設定を使用して、TCP プロトコルを使用してポート 61617 のブローカーに接続できます。ブローカー自体は、送信接続にこのコネクターを使用することもできます。
コネクターに定義された URI にキーと値のペアを追加します。セミコロン (
;
) を使用して複数のキーと値のペアを区切ります。以下は例になります。<connector name="example-connector">tcp://localhost:61616?tcpNoDelay=true</connector>
この設定は、
tcpNoDelay
プロパティーの値をtrue
に設定するコネクターを定義するようになりました。このプロパティーの値をtrue
に設定すると、接続の Nagle アルゴリズムがオフになります。Nagle のアルゴリズムは、小さなデータパケットの送信を遅延させ、それを大きなパケットに統合することで、TCP 接続の効率を向上させるために使用するアルゴリズムです。
関連情報
- アクセプターおよびコネクターで使用できる設定オプションの詳細は、付録A アクセプターおよびコネクター設定パラメーター を参照してください。
- AMQ Core Protocol JMS クライアントでブローカーコネクターを設定する方法は、AMQ Core Protocol JMS ドキュメントの Configuring a broker connector を参照してください。