4.8.2. アドレスおよびキューの自動作成および削除の設定


以下の手順では、アドレスおよびキューの自動作成および削除を設定する方法を説明します。

手順

  1. <broker_instance_dir>/etc/broker.xml 設定ファイルを開きます。
  2. 自動作成および削除のための address-setting を設定します。以下の例では、前述の表に記載されているすべての設定要素を使用しています。

    <configuration ...>
     <core ...>
      ...
      <address-settings>
        <address-setting match="activemq.#">
          <auto-create-addresses>true</auto-create-addresses>
          <auto-delete-addresses>true</auto-delete-addresses>
          <auto-create-queues>true</auto-create-queues>
          <auto-delete-queues>true</auto-delete-queues>
          <default-address-routing-type>ANYCAST</default-address-routing-type>
        </address-setting>
      </address-settings>
      ...
     </core>
    </configuration>
    address-setting
    address-setting 要素の設定は、ワイルドカードアドレス activemq.# にマッチするすべてのアドレスまたはキューに適用されます。
    auto-create-addresses
    クライアントが存在しないアドレスへの接続を要求すると、ブローカーはアドレスを作成します。
    auto-delete-addresses
    自動作成されたアドレスは、キューに関連付けられなくなった時点で削除されます。
    auto-create-queues
    クライアントが存在しないキューへの接続を要求すると、ブローカーはキューを作成します。
    auto-delete-queues
    自動作成されたキューは、コンシューマーまたはメッセージがないと削除されます。
    default-address-routing-type
    クライアントが接続時にルーティングタイプを指定しない場合、ブローカーはアドレスにメッセージを配信する際に ANYCAST を使用します。デフォルト値は MULTICAST です。

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