4.11.2. アドレスの最後の値キューの設定
次の手順では、アドレスまたは一連のアドレスにラストバリューキューを設定します。
-
<broker_instance_dir>/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 address-setting
要素に一致するアドレスの場合は、default-last-value-key
を追加します。カスタム値を指定します。以下に例を示します。<address-setting match="lastValue"> <default-last-value-key>stock_ticker</default-last-value-key> </address-setting>
上記の設定に基づいて、
lastValue
アドレスに関連付けられたすべてのキューは、stock_ticker
の最後の値キーを使用します。デフォルトでは、default -last-value-key
の値は設定されていません。一連のアドレスに対してラストバリューキューを設定するには、アドレスのワイルドカードを指定することができます。以下に例を示します。
<address-setting match="lastValue.*"> <default-last-value-key>stock_ticker</default-last-value-key> </address-setting>
または、アドレスに関連付けられたすべてのキューや一連のアドレスを設定して、デフォルトの最後の値キー名である
_AMQ_LVQ_NAME
を使用することができます。これを行うには、default-last-value-key
の代わりにdefault-last-value-queue
を追加します。この値はtrue
に設定します。以下に例を示します。<address-setting match="lastValue"> <default-last-value-queue>true</default-last-value-queue> </address-setting>
関連情報
- アドレスの設定時に使用できるワイルドカード構文についての詳細は、「アドレスセットへのアドレス設定の適用」 を参照してください。