第8章 kubeconfig ファイルを使用したノードアクセス
MicroShift デプロイメントで kubeconfig ファイルがどのように使用されるかを説明します。CLI ツールは、kubeconfig ファイルを使用してノードの API サーバーと通信します。これらのファイルは、ノードの詳細、IP アドレス、および認証に必要なその他の情報を提供します。
8.1. ノードアクセスを設定するための kubeconfig ファイル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MicroShift で使用される kubeconfig ファイルの 2 つのカテゴリーは、ローカルアクセスとリモートアクセスです。MicroShift が起動するたびに、API サーバーへのローカルおよびリモートアクセスのための kubeconfig ファイルのセットが生成されます。これらのファイルは、既存の設定情報を使用して /var/lib/microshift/resources/kubeadmin/ ディレクトリーに生成されます。
各アクセスタイプには、異なる認証局 (CA) によって署名された異なる認証証明書が必要です。複数の kubeconfig ファイルを生成することで、このニーズに対応できます。
それぞれの場合に必要なアクセスタイプに適切な kubeconfig ファイルを使用して、認証の詳細を提供できます。MicroShift kubeconfig ファイルの内容は、デフォルトの組み込み値または config.yaml ファイルによって決まります。
クラスターにアクセスするには、kubeconfig ファイルが存在する必要があります。値は、組み込みのデフォルト値またはカスタマイズされた config.yaml ファイルから適用されます。
kubeconfig ファイルの内容の例