4.2. GFS2 ファイルシステムがハングし、単一ノードのリブートが必要
GFS2 ファイルシステムがハングし、それに対して実行したコマンドを返さなくても、ある特定のノードをリブートするとシステムが正常な状態に戻る場合には、ロックの問題もしくはバグの兆候である可能性があります。このような事態が発生した場合には、以下のデータを収集してください。
- 各ノード上のファイルシステム用の GFS2 ロックダンプの場合:
cat /sys/kernel/debug/gfs2/fsname/glocks >glocks.fsname.nodename
- 各ノード上のファイルシステム用の DLM ロックダンプ: この情報は、dlm_tool を使用して確認することができます。
dlm_tool lockdebug -sv lsname.
このコマンドでは、lsname は、対象のファイルシステム用に DLM が使用するロックスペース名です。この値は、group_tool コマンドの出力で確認することができます。 - sysrq -t コマンドの出力
/var/log/messages
ファイルの内容
データを収集したら、Red Hat サポートのチケットを作成して、収集したデータを提出してください。