5.7. 高可用性およびクラスター


期限切れのルールによるリソース制約が表示されなくなる

この更新前は、pcs constraint location config resources コマンドの出力に、期限切れのルールを含むリソース制約が表示されていました。この更新により、--all オプションを指定しない場合、コマンドは期限切れのルールを含む制約を表示しなくなりました。

Jira:RHEL-46293[1]

1 つのインスタンスのみで実行されているクローンリソースのステータスが正しく表示されるようになる

この更新前は、実行中のインスタンスが 1 つだけのクラスターリソースクローンのインスタンスのステータスをクエリーすると、pcs status query コマンドがエラーメッセージを表示していました。この更新により、コマンドはリソースのステータスを適切に報告するようになりました。

Jira:RHEL-55441

中断された Pacemaker リモート接続が正常に回復する

この更新前は、初期接続の TLS ハンドシェイク部分で Pacemaker リモートノードとその接続をホストするクラスターノード間のネットワーク通信が中断されると、接続がブロックされ、別のクラスターノードで回復できない場合がありました。この更新により、TLS ハンドシェイクは非同期になり、リモート接続は他の場所で正常に回復されます。

Jira:RHEL-34276

障害復旧サイトのクラスターステータスが正しく表示されるようになる

この更新前は、障害復旧サイトを設定し、pcs dr status コマンドを実行してローカルおよびリモートクラスターサイトのステータスを表示すると、クラスターステータスではなくエラーが表示されていました。この更新により、このコマンドを実行すると、ローカルサイトとリモートサイトのクラスターステータスが正しく表示されるようになります。

Jira:RHEL-61738

クラスターのアラートが即時に有効になる

この更新前は、Pacemaker クラスターでアラートを設定しても、クラスターを再起動しないとアラートは即時に有効になりませんでした。この更新により、クラスターはクラスターアラートの更新を即時に検出します。

Jira:RHEL-55458

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