7.17. グラフィックインフラストラクチャー


PulseAudio デーモンが非推奨になる

PulseAudio デーモンとそのパッケージ pulseaudio および alsa-plugins-pulseaudio は非推奨となり、今後のメジャーリリースで削除される予定です。

PulseAudio クライアントライブラリーとツールは非推奨となっていないことに注意してください。この変更は、システム上で実行されるオーディオデーモンにのみ影響します。

代わりに、RHEL 9.0 以降のデフォルトのオーディオデーモンでもある PipeWire オーディオシステムを使用することもできます。PipeWire は PulseAudio API の実装も提供します。

Jira:RHELDOCS-19080[1]

Motif が非推奨になる

アップストリームの Motif コミュニティーでの開発は非アクティブであるため、Motif ウィジェットツールキットは RHEL で非推奨になりました。

開発バリアントおよびデバッグバリアントを含む、以下の Motif パッケージが非推奨になりました。

  • motif
  • openmotif
  • openmotif21
  • openmotif22

さらに、motif-static パッケージが削除されました。

Red Hat は、GTK ツールキットを代替として使用することを推奨します。GTK は Motif と比較してメンテナンス性が高く、新機能を提供します。

Jira:RHELPLAN-98983[1]

Intel vGPU 機能が削除される

以前は、テクノロジープレビューとして、物理 Intel GPU デバイスを、mediated devices と呼ばれる複数の仮想デバイスに分割することができました。続いて、これらの仲介デバイスは、仮想 GPU として複数の仮想マシンに割り当てることができました。その結果、これらの仮想マシンは単一の物理 Intel GPU のパフォーマンスを共有しましたが、この機能と互換性があるのは一部の Intel GPU のみでした。

RHEL 9.3 以降、Intel vGPU 機能は完全に削除されました。

Jira:RHELPLAN-157294[1]

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