4.3. Object Storage サービスのパッケージのインストール


以下のパッケージにより、Object Storage サービスのコンポーネントが提供されます。

OpenStack Object Storage の主要パッケージ

openstack-swift-proxy
オブジェクトに対してプロキシーを要求します。
openstack-swift-object
最大 5 GB のデータオブジェクトを格納します。
openstack-swift-container
各コンテナー内のオブジェクトをすべてトラッキングするデータベースを維持管理します。
openstack-swift-account
各アカウント内の全コンテナーをトラッキングするデータベースを維持管理します。

OpenStack Object Storage の依存関係

openstack-swift
特定のサービスに共通したコードが含まれます。
openstack-swift-plugin-swift3
OpenStack Object Storage 用の swift3 プラグインです。
memcached
プロキシーサーバーのソフト依存関係で、対話時に毎回再認証せず、認証済みのクライアントをキャッシュします。
openstack-utils
OpenStack の設定用ユーティリティーを提供します。
python-swiftclient
swift コマンドラインツールを提供します。

手順4.2 Object Storage サービスのパッケージのインストール

  • 必要なパッケージをインストールします。
    # yum install -y openstack-swift-proxy \
       openstack-swift-object \
       openstack-swift-container \
       openstack-swift-account \
       openstack-utils \
       memcached \
       python-swiftclient
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