6.5. Block Storage サービスの起動


Block Storage の機能を有効にするには、3 つのサービスそれぞれのインスタンスを少なくとも 1 つ起動する必要があります。
  • API サービス (openstack-cinder-api)
  • スケジューラーサービス (openstack-cinder-scheduler)
  • ボリュームサービス (openstack-cinder-volume)
これらのサービスは、同じシステムに配置する必要はありませんが、同じメッセージブローカーとデータベースを使用して通信するように設定する必要があります。サービスが稼働すると、API がボリュームの受信要求を受け入れ、スケジューラーがそれらの要求を必要に応じて割り当て、ボリュームサービスが処理します。

手順6.9 Block Storage サービスの起動

  1. API を実行する予定の各サーバーに root ユーザーとしてログインして、API サービスを起動して、ブート時に起動するように設定します。
    # systemctl start openstack-cinder-api.service
    # systemctl enable openstack-cinder-api.service
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  2. スケジューラーを実行する予定の各サーバーに root ユーザーとしてログインして、スケジューラーサービスを起動して、ブート時に起動するように設定します。
    # systemctl start openstack-cinder-scheduler.service
    # systemctl enable openstack-cinder-scheduler.service
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  3. Block Storage のアタッチ先のサーバーに root ユーザとしてログインして、Volume サービスを起動して、ブート時に起動するように設定します。
    # systemctl start openstack-cinder-volume.service
    # systemctl enable openstack-cinder-volume.service
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