13.5. Telemetry サービスのバックエンドとしての Time-Series-Database-as-a-Service の設定


Telemetry サービスは、デフォルトではデータベース内でのみ計測データを保存します。Telemetry が計測データをデータベース以外の他のシステムにも送信できるようにするには、複数のディスパッチャーを開発し、Telemetry の設定ファイルを変更して有効化することができます。gnocchi のディスパッチャーは計測データを TDSaaS バックエンドに送信します。
gnocchi ディスパッチャーの場合には、以下の設定を /etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルに追加します。
[DEFAULT]
dispatcher = gnocchi

[dispatcher_gnocchi]
filter_project = gnocchi_swift
filter_service_activity = True
archive_policy = low
url = http://localhost:8041
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上記の設定の url は TDSaaS エンドポイントの URL で、デプロイメントによって異なります。

注記

gnocchi ディスパッチャーが有効化されている場合には、Ceilometer API コールは、空の結果で 410 が返されます。データにアクセスするには、代わりに TDSaaS API を使用する必要があります。
gnocchi サービスを再起動して、変更を有効にします。
# systemctl restart openstack-ceilometer-api.service
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