5.2. SSH キー管理
ユーザーに SSH キーを追加すると、プロビジョニング中に SSH キーのデプロイメントが可能になります。
プロビジョニング中に SSH キーをデプロイする方法の詳細は、Provisioning ガイドの Deploying SSH Keys during Provisioning を参照してください。
SSH キーおよびその作成方法についての詳細は、Red Hat Enterprise Linux 7 システム管理者のガイドの SSH ベースの認証の使用 を参照してください。
5.2.1. ユーザーの SSH キー管理
この手順を使用して、ユーザーの SSH キーを追加または削除します。Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。
前提条件
Red Hat Satellite 管理ユーザーとして Web UI にログインするか、SSH キーの追加には create_ssh_key パーミッションを有効にしたユーザーとして、キーの削除には destroy_ssh_key パーミッションを有効にしたユーザーとしてログインすること。
手順
- 管理 > ユーザー に移動します。
- ユーザー名 コラムから必要となるユーザーのユーザー名をクリックします。
SSH キー タブをクリックします。
SSH キーの追加
- 公開 SSH キーのコンテンツをクリップボードに用意します。
- SSH キーの追加 をクリックします。
- キー フィールドに公開 SSH キーのコンテンツをクリップボードから貼り付けます。
- 名前 フィールドに SSH キーの名前を入力します。
- Submit をクリックします。
SSH キーの削除
- 削除する SSH キーの列にある 削除 をクリックします。
- 確認プロンプトで OK をクリックします。
CLI 手順
SSH キーをユーザーに追加するには、公開 SSH キーファイルへのパスを指定するか、クリップボードにコピーする公開 SSH キーのコンテンツへのパスが必要です。
公開 SSH キーファイルがある場合は、次のコマンドを入力します。
# hammer user ssh-keys add \ --user-id user_id \ --name key_name \ --key-file ~/.ssh/id_rsa.pub
SSH 公開キーのコンテンツがある場合は、次のコマンドを入力します。
# hammer user ssh-keys add \ --user-id user_id \ --name key_name \ --key ecdsa-sha2-nistp256 AAAAE2VjZHNhLXNoYTItbmlzdHAyNTYAAAAIbmlzdHAyNtYAAABBBHHS2KmNyIYa27Qaa7EHp+2l99ucGStx4P77e03ZvE3yVRJEFikpoP3MJtYYfIe8k 1/46MTIZo9CPTX4CYUHeN8= host@user
ユーザーの SSH キーを削除するには、次のコマンドを入力します。
# hammer user ssh-keys delete --id key_id --user-id user_id
ユーザーにアタッチされた SSH キーを表示するには、次のコマンドを入力します。
# hammer user ssh-keys info --id key_id --user-id user_id
ユーザーにアタッチされた SSH キーを表示するには、以下のコマンドを入力します。
# hammer user ssh-keys list --user-id user_id