6.3. ライフサイクル環境のベストプラクティス


  • 複数のライフサイクル環境パスを使用して、連続的なコンテンツ消費ステージを複数実装します。各ステージに、実稼働 ライフサイクル環境などの特定のコンテンツセットを含めます。
  • Hammer スクリプトまたは Ansible Playbook を使用して、ライフサイクル環境の作成を自動化します。
  • デフォルトのユースケース: 各ライフサイクル環境パスの固定ステージ (例: 開発テスト実稼働)。

    • コンテンツビューをライフサイクル環境にプロモートします (たとえば、テスト から 実稼働 へ)。このコンテンツビューまたは複合コンテンツビューを使用するすべてのコンテンツホストが、実稼働 ライフサイクル環境からパッケージをインストールできます。これらのパッケージは自動的にインストールまたは更新されないことに注意してください。
    • コンテンツホストのパッチ適用中にエラーが発生した場合は、ホストを以前のバージョンのコンテンツビューに割り当てます。これはパッケージが利用可能性にのみ影響し、インストール済みパッケージがダウングレードされることはありません。
  • 別のユースケース: ライフサイクル環境のステージを固定コンテンツ用 (四半期ごとの更新など) に使用し、エラータからの増分更新を含む新しいマイナーバージョンのみを公開します。

    • コンテンツホストにパッチを適用するときに、Satellite Web UI、Satellite API、Hammer CLI、またはアクティベーションキーを使用して、ライフサイクル環境を 2023-Q4 から 2024-Q1 に変更します。
    • メリット: ライフサイクル環境を確認することで、ホストが受信するソフトウェアパッケージを直接確認できます。
    • デメリット: 開発テスト実稼働 などのステージが明確に定義されていないと、コンテンツのプロモートが動的ではなくなります。
  • 複数のライフサイクル環境パスを使用して、たとえば Web サーバーホストとデータベースホストを分離するために、さまざまな環境に対して複数のステージを定義します。
  • Capsule Server はライフサイクル環境を使用してコンテンツを同期します。コンテンツを複数のライフサイクル環境パスに分けると、コンテンツがより効率的に同期されます。特定の Capsule Server で、単一のライフサイクル環境パス内の 1 つのオペレーティングシステムのコンテンツだけを提供すると、必要なコンテンツのみが同期されます。
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