7.8. コンテンツビューのプロモート
以下の手順を使用して、異なるライフサイクル環境全体でコンテンツビューをプロモートします。Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。
コンテンツビュープロモーションのパーミッション要件
管理者以外のユーザーは環境にコンテンツビューをプロモートするために、以下の 2 つのパーミッションが必要になります。
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promote_or_remove_content_views
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promote_or_remove_content_views_to_environment
promote_or_remove_content_views
パーミッションで、ユーザーがプロモートできるコンテンツビューを制限します。
prove_or_remove_content_views_to_environment
パーミッションは、ユーザーがコンテンツビューをプロモートできる環境を制限します。
このパーミッションを使用すると、特定の環境に、特定のコンテンツビューをプロモートするが、他の環境にはプロモートできないように、ユーザーパーミッションを割り当てることができます。たとえば、テスト環境へのプロモートを許可し、実稼働環境にはできないようにユーザーを制限できます。
コンテンツビューをプロモートできるようにするには、ユーザーに両方のパーミッションを割り当てる必要があります。
手順
- Satellite Web UI で、Content > Lifecycle > Content Views に移動します。
- プロモートするコンテンツビューを選択します。
- プロモートするバージョンを選択し、縦の省略記号アイコンをクリックして プロモート をクリックします。
- コンテンツビューをプロモートする環境を選択し、Promote をクリックします。
これでこのコンテンツビューのリポジトリーが全環境に表示されます。
CLI 手順
各ライフサイクル環境に対して Hammer を使用してコンテンツビューをプロモートします。
# hammer content-view version promote \ --content-view "Database" \ --version 1 \ --to-lifecycle-environment "Development" \ --organization "My_Organization" # hammer content-view version promote \ --content-view "Database" \ --version 1 \ --to-lifecycle-environment "Testing" \ --organization "My_Organization" # hammer content-view version promote \ --content-view "Database" \ --version 1 \ --to-lifecycle-environment "Production" \ --organization "My_Organization"
これで、データベースのコンテンツがすべての環境で利用可能になります。
あるいは、次の Bash スクリプトを使用して、組織内のすべてのライフサイクル環境にわたってコンテンツビューをプロモートすることもできます。
ORG="My_Organization" CVV_ID=My_Content_View_Version_ID for i in $(hammer --no-headers --csv lifecycle-environment list --organization $ORG | awk -F, {'print $1'} | sort -n) do hammer content-view version promote --organization $ORG --to-lifecycle-environment-id $i --id $CVV_ID done
検証
コンテンツビューのバージョンに関する情報を表示して、必要なライフサイクル環境にプロモートされていることを確認します。
# hammer content-view version info --id My_Content_View_Version_ID
次のステップ
- コンテンツビューにホストを登録するには、ホストの管理 の ホストの登録 を参照してください。