10.2. 利用可能なエラータの検出


以下の手順では、利用可能なエラータを表示し、フィルタリングする方法や、選択したアドバイザリーのメタデータを表示する方法を説明します。Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。

手順

  1. Satellite Web UI で、Content > Content Types > Errata に移動して、利用可能なエラータのリストを表示します。
  2. ページ上部のフィルターツールを使用して、表示されるエラータの数を制限します。

    • 調べるリポジトリーをリストから選択します。デフォルトでは すべてのリポジトリー が選択されます。
    • Applicable のチェックボックスがデフォルトで選択され、選択されたリポジトリーに適用可能なエラータだけが表示されます。Installable のチェックボックスを選択すると、インストール可能のマークが付いたエラータのみが表示されます。
    • エラータの表を検索するには、以下の形式で 検索 フィールドにクエリーを入力します。

      parameter operator value
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      検索に使用できるパラメーターのリストは、「エラータ検索で利用できるパラメーター」 を参照してください。適用可能な演算子のリストは、Red Hat Satellite の管理詳細な検索でサポートされる演算子 を参照してください。入力時に自動補完機能が利用できます。and 演算子と or 演算子を使用して、クエリーを組み合わせることもできます。たとえば、kernel パッケージに関するセキュリティーアドバイザリーのみを表示するには、以下を入力します。

      type = security and package_name = kernel
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      Enter を押して検索を開始します。

  3. 調べるエラータの Errata ID をクリックします。

    • 説明 タブには、更新されたパッケージの説明や、更新によって提供される重要な修正および機能拡張が記載されています。
    • コンテンツホスト タブでは、「複数ホストへのエラータの適用」で説明したように、選択したコンテンツホストにエラータを適用できます。
    • リポジトリー タブには、エラータが含まれているリポジトリーのリストが表示されます。リポジトリーはフィルターを使用して環境やコンテンツビューで絞り込むことができ、リポジトリー名で検索できます。

新しいホストページを使用して、使用可能なエラータを表示し、インストールするエラータを選択することもできます。

  1. Satellite Web UI で、Hosts > All Hosts に移動し、必要なホストを選択します。
  2. ホストに関連付けられたエラータがある場合、新しいホストページのインストール可能なエラータカードに、セキュリティーアドバイザリー、バグ修正、および拡張機能の内訳を示すインタラクティブな円グラフが表示されます。
  3. 新しいホストページで、Content タブを選択します。
  4. コンテンツページで、Errata タブを選択します。
  5. このページには、選択したホストのインストール可能なエラータが表示されます。
  6. インストールするエラータのチェックボックスをクリックします。
  7. リモート実行を使用するには Apply via Remote Execution を選択し、リモート実行をカスタマイズする場合は Apply via customized remote execution を選択します。
  8. Submit をクリックします。

CLI 手順

  • 全組織で利用可能なエラータを表示するには、以下のコマンドを実行します。

    # hammer erratum list
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  • 特定のエラータの詳細を表示するには、以下のコマンドを実行します。

    # hammer erratum info --id erratum_ID
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  • --search オプションを指定してクエリーを入力し、エラータを検索します。たとえば、選択した製品に適用可能なエラータで、指定したバグが含まれるものを順番に表示し、セキュリティーエラータが一番上に表示されるようにするには、以下のコマンドを入力します。

    # hammer erratum list \
    --product-id 7 \
    --search "bug = 1213000 or bug = 1207972" \
    --errata-restrict-applicable 1 \
    --order "type desc"
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