第11章 コンテナーイメージの管理
Satellite では、さまざまなソースからコンテナーイメージをインポートして、コンテンツビューを使用して外部コンテナーに分散できます。
Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 7 のコンテナーの詳細は、Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 7 の コンテナーの使用 を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux 8 のコンテナーの詳細は、Red Hat Enterprise Linux 8 コンテナーの構築、実行、および管理 を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux 9 のコンテナーの詳細は、Red Hat Enterprise Linux 9 コンテナーの構築、実行、および管理 を参照してください。
11.1. コンテナーイメージのインポート
Red Hat レジストリーまたは他のイメージレジストリーからコンテナーイメージリポジトリーをインポートできます。
Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。
リポジトリー検出を使用した手順
- Satellite Web UI で Content > Products に移動して、Repo Discovery をクリックします。
- Repository Type リストから Container Images を選択します。
- Registry to Discover フィールドには、イメージのインポート元となるレジストリーの URL を入力します。
- Registry Username フィールドには、コンテナーのイメージレジストリーのユーザー名に対応する名前を入力します。
- Registry Password フィールドには、入力したユーザー名に対応するパスワードを入力します。
- Registry Search Parameter フィールドには、検索の絞り込みに使用する検索条件を入力して、Discover をクリックします。
- オプション: Discovered Repository リストをさらに絞り込むには、Filter フィールドに、使用する追加の検索条件を入力します。
- Discovered Repository リストからインポートするリポジトリーを選択して、Create Selected をクリックします。
- オプション: このコンテナーリポジトリーのダウンロードポリシーを on demand に変更するには、「リポジトリーのダウンロードポリシーの変更」 を参照してください。
- オプション: Product リストから製品を作成するには、New Product を選択します。
- Name フィールドに製品名を入力します。
- オプション: Repository Name と Repository Label のコラムで、リポジトリー名とラベルを編集できます。
- Run Repository Creation をクリックします。
- リポジトリーの作成が完了したら、各新規リポジトリーをクリックして詳細情報を確認できます。
- オプション: リポジトリーにインポートするコンテンツをフィルタリングするには、リポジトリーをクリックして、Limit Sync Tags に移動します。これをクリックし、Satellite への同期コンテンツを制限するタグを編集または追加します。
- Satellite Web UI で、Content > Products に移動し、製品の名前を選択します。
- 新規リポジトリーを選択し、Sync Now をクリックして同期プロセスを開始します。
リポジトリーの手動作成を伴う手順
- Satellite Web UI で、Content > Products に移動します。必要な製品の名前をクリックします。
- New repository をクリックします。
- Type リストから docker を選択します。リポジトリーの詳細を入力し、Save をクリックします。
- 新しいリポジトリーを選択し、Sync Now をクリックします。
次のステップ
- 同期の進捗状況を表示するには、Content > Sync Status に移動して、リポジトリーツリーをデプロイメントします。
- 同期が完了したら、Container Image Manifests をクリックして利用可能なマニフェストをリスト表示します。また、必要のなくなったマニフェストは、このリストから削除できます。
CLI 手順
カスタムの
Red Hat Container Catalog
製品を作成します。# hammer product create \ --description "My_Description" \ --name "Red Hat Container Catalog" \ --organization "My_Organization" \ --sync-plan "My_Sync_Plan"
コンテナーイメージ用のリポジトリーを作成します。
# hammer repository create \ --content-type "docker" \ --docker-upstream-name "rhel7" \ --name "RHEL7" \ --organization "My_Organization" \ --product "Red Hat Container Catalog" \ --url "http://registry.access.redhat.com/"
リポジトリーを同期します。
# hammer repository synchronize \ --name "RHEL7" \ --organization "My_Organization" \ --product "Red Hat Container Catalog"
関連情報
- 手動での製品とリポジトリーの作成方法の詳細は、4章コンテンツのインポート を参照してください。