16.4. Microsoft Azure Resource Manager でのイメージベースのホスト作成
Satellite では、Microsoft Azure Resource Manager プロビジョニングを使用して、既存のイメージからホストを作成できます。この新しいホストエントリーで、Microsoft Azure Resource Manager サーバーが、新規ボリュームのベースとして既存のイメージを使用して、仮想マシンを作成するようにトリガーします。
手順
- Satellite Web UI で、ホスト > ホストの作成 に移動します。
- 名前 フィールドには、ホストの名前を入力します。
- 組織 および ロケーション タブをクリックして、プロビジョニングのコンテキストが現在のコンテキストに自動的に設定されていることを確認します。
- ホストグループ リストから、フォームの生成に使用するホストグループを選択します。
- デプロイ先 リストから、Microsoft Azure Resource Manager 接続を選択します。
- コンピュートプロファイル リストから、仮想マシンの設定を自動的に投入するために使用するプロファイルを選択します。
- インターフェース タブをクリックして、ホストのインターフェースで 編集 をクリックします。
特に以下の項目など、フィールドに自動的に入力されていることを確認します。
- ホスト タブの 名前 は DNS 名 になります。
- MAC アドレス フィールドは空白です。Microsoft Azure Resource Manager サーバーは、プロビジョニング中に MAC アドレスをホストに割り当てます。
- Azure サブネット フィールドに必要な Azure サブネットの情報が入力されていること。
- ホストの最初のインターフェースで Managed (管理)、Primary、および Provision オプションが自動的に選択されていること。選択されていない場合は、それらを選択してください。
- オプション: 仮想マシンで IPv4 Subnet リストから静的なプライベート IP アドレスを使用する場合には、Azure サブネットのアドレスと一致するように、ネットワークアドレス フィールドで、Satellite のサブネットを選択してください。IPv4 アドレス フィールドに、Azure サブネットの範囲内の IPv4 アドレスを入力します。
- オペレーティングシステム タブをクリックして、全フィールドに値が自動的に含まれていることを確認します。
- Root パスワード フィールドで、認証に使用する root パスワードを入力します。
- プロビジョニングテンプレート で 解決 をクリックし、新規ホストから使用する適切なプロビジョニングテンプレートを特定できることを確認します。
- 仮想マシン タブをクリックして、設定には、ホストグループおよびコンピュートプロファイルからの情報が入力されていることを確認します。必要に応じてこれらの設定を変更します。
- パラメーター タブをクリックして、パラメーターが存在し、そのパラメーターでアクティベーションキーが指定されていることを確認します。存在しない場合には、アクティベーションキーを追加します。
- 送信 をクリックしてホストエントリーを保存します。
CLI をご利用の場合
--provision-method image
を指定してhammer host create
コマンドでホストを作成します。以下の例の値は、お使いの環境に合った値に置き換えます。# hammer host create \ --name="Azure_VM" \ --organization "Your_Organization" \ --location "Your_Location" \ --compute-resource azure_cr_name \ --compute-profile "compute_profile_name" \ --provision-method 'image' \ --image Azure_image_name \ --domain domain_name \ --architecture x86_64 \ --operatingsystem "operating_system_name"
このコンピュートリソースに対する他のホスト作成パラメーターの情報は、hammer host create --help
コマンドを入力します。