2.17. noVNC を使用した仮想マシンへのアクセス
ブラウザーを使用して、Satellite が作成した仮想マシンの VNC コンソールにアクセスできます。
Satellite は、以下の仮想化プラットフォームで noVNC の使用をサポートします。
- VMware
- Libvirt
- Red Hat Virtualization
前提条件
- Satellite で仮想マシンを作成しておく必要がある。
- 既存の仮想マシンの場合は、 コンピュートリソース 設定 の ディスプレイのタイプ が VNC になっていることを確認する。
- Satellite Server に Katello root CA 証明書をインポートする必要がある。ブラウザーにセキュリティーの例外を追加するだけでは、noVNC の使用の要件を満たしません。詳細は、『 Red Hat Satellite の管理 』ガイド の「Katello ルート CA 証明書のインストール 」セクションを参照してください。
手順
仮想マシンのホストシステムで、ポート 5900 から 5930 まで VNC サービスが許可されるようにファイアウォールを設定します。
Red Hat Enterprise Linux 6 の場合:
# iptables -A INPUT -p tcp --dport 5900:5930 -j ACCEPT # service iptables save
Red Hat Enterprise Linux 7 の場合:
# firewall-cmd --add-port=5900-5930/tcp # firewall-cmd --add-port=5900-5930/tcp --permanent
- Satellite Web UI で、インフラストラクチャー > コンピュートリソース に移動し、コンピュートリソースの名前を選択します。
- 仮想マシン タブで、仮想マシンホストの名前を選択します。マシンの電源がオンになっていることを確認してから、コンソール を選択します。