C.3. Red Hat Enterprise Linux 6 イメージの作成
このセクションを使用して、Red Hat Enterprise Linux 6 の ISO ファイルを使って QCOW2 形式のイメージを作成します。
virt-install
でインストールを開始します。[root@host]# qemu-img create -f qcow2 rhel6.qcow2 4G [root@host]# virt-install --connect=qemu:///system --network=bridge:virbr0 \ --name=rhel6 --os-type linux --os-variant rhel6 \ --disk path=rhel6.qcow2,format=qcow2,size=10,cache=none \ --ram 4096 --vcpus=2 --check-cpu --accelerate \ --hvm --cdrom=rhel-server-6.8-x86_64-dvd.iso
このコマンドによりインスタンスが起動し、インストールプロセスが開始されます。
注記インスタンスが自動的に起動しない場合には、
virt-viewer
コマンドを入力して、コンソールを確認します。[root@host]# virt-viewer rhel6
仮想マシンを以下のように設定します。
- インストーラーの初期起動メニューで、Install or upgrade an existing system のオプションを選択します。
- 適切な 言語 および キーボード オプションを選択します。
- インストールに使用するデバイスタイプを尋ねるプロンプトが表示されたら、基本ストレージデバイス を選択します。
-
デバイスの
ホスト名
を選択します。デフォルトのホスト名はlocalhost.localdomain
です。 - root パスワードを設定します。
- ディスク上の空き容量に応じて、インストールタイプを選択します。
- 基本サーバー のインストールを選択します。これには SSH サーバーが含まれます。
-
インスタンスを再起動して、
root
ユーザーとしてログインします。 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
ファイルを編集して、以下の値のみが記載されている状態にします。TYPE=Ethernet DEVICE=eth0 ONBOOT=yes BOOTPROTO=dhcp NM_CONTROLLED=no
サービスネットワークを再起動します。
# service network restart
- ホスト登録の設定 へ進みます。