10.7. NetworkManager のコマンドラインツール nmcli の使用した、ボンドおよびブリッジの VLAN


ボンドおよびブリッジ上で VLAN を使用するには、以下の手順を実施します。
  1. ボンドデバイスを追加します。
    ~]$ nmcli connection add type bond con-name Bond0 ifname bond0 bond.options "mode=active-backup,miimon=100" ipv4.method disabled ipv6.method ignore
    この場合、ボンド接続は、VLAN の下位インターフェイスとしてのみ機能し、IP アドレスを取得しません。したがって、ipv4.method disabled パラメーターおよび ipv6.method ignore パラメーターがコマンドラインに追加されました。
  2. ボンドデバイスにポートを追加します。
    ~]$ nmcli connection add type ethernet con-name Slave1 ifname em1 master bond0 slave-type bond
    ~]$ nmcli connection add type ethernet con-name Slave2 ifname em2 master bond0 slave-type bond
  3. ブリッジデバイスを追加します。
    ~]$ nmcli connection add type bridge con-name Bridge0 ifname br0 ipv4.method manual ipv4.addresses 192.0.2.1/24
  4. ブリッジデバイスに割り当てられたボンドに、VLAN インターフェイスを追加します。
    ~]$ nmcli connection add type vlan con-name Vlan2 ifname bond0.2 dev bond0 id 2 master br0 slave-type bridge
  5. 作成した接続を表示します。
    ~]$ nmcli connection show
     NAME     UUID                                  TYPE            DEVICE
     Bond0    f05806fa-72c3-4803-8743-2377f0c10bed  bond            bond0
     Bridge0  22d3c0de-d79a-4779-80eb-10718c2bed61  bridge          br0
     Slave1   e59e13cb-d749-4df2-aee6-de3bfaec698c  802-3-ethernet  em1
     Slave2   25361a76-6b3c-4ae5-9073-005be5ab8b1c  802-3-ethernet  em2
     Vlan2    e2333426-eea4-4f5d-a589-336f032ec822  vlan            bond0.2
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