8.8. CoreDNS キャッシュのチューニング
CoreDNS の場合、成功または失敗したキャッシュ (それぞれポジティブキャッシュまたはネガティブキャッシュとも呼ばれます) の最大期間を設定できます。DNS クエリー応答のキャッシュ期間をチューニングすると、アップストリーム DNS リゾルバーの負荷を軽減できます。
TTL フィールドを低い値に設定すると、クラスター、上流のリゾルバー、またはその両方の負荷が増加する可能性があります。
手順
次のコマンドを実行して、
default
という名前の DNS Operator オブジェクトを編集します。$ oc edit dns.operator.openshift.io/default
Time-to-Live (TTL) キャッシュ値を変更します。
DNS キャッシングの設定
apiVersion: operator.openshift.io/v1 kind: DNS metadata: name: default spec: cache: positiveTTL: 1h 1 negativeTTL: 0.5h10m 2
検証
変更を確認するには、次のコマンドを実行して config map を再度確認します。
oc get configmap/dns-default -n openshift-dns -o yaml
次の例のようなエントリーが表示されていることを確認します。
cache 3600 { denial 9984 2400 }
関連情報
キャッシュの詳細は、CoreDNS cache を参照してください。