3.8. 継続的かつ遡及的な評価のための可観測性
クラスターを実行した後は、トラフィックを観察し、トラフィックが定義したルールに準拠していることを確認する必要があります。これは侵入検知やフォレンジックのために重要であり、運用負荷管理にも役立ちます。
活用方法:
- Network Observability Operator: クラスター内の Pod やノードへのネットワーク接続に関する検査、監視、アラートが可能になります。
- Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) for Kubernetes: プロセス実行、ネットワーク接続とフロー、権限昇格などのシステムレベルのイベントを監視、収集、評価します。クラスターのベースラインを決定し、異常なアクティビティーを検出して警告することができます。
- Red Hat OpenShift Service Mesh: Pod に出入りする トラフィックを監視 できます。
- Red Hat OpenShift 分散トレーシングプラットフォーム: 適切にインストルメント化されたアプリケーションの場合、特定のアクションがマイクロサービスへのサブリクエストに分割されるときに、そのアクションに関連付けられたすべてのトラフィックを確認できます。これにより、分散アプリケーション内のボトルネックを特定できます。