13.4. ビルドのプルーニング


使用年数やステータスによりシステムで不要となったビルドをプルーニングするために、管理者は以下のコマンドを実行できます。

$ oc adm prune builds [<options>]
表13.3 oc adm prune builds フラグ
オプション説明

--confirm

ドライランを実行する代わりにプルーニングが実行されることを示します。

--orphans

ビルド設定が存在せず、ステータスが complete (完了)、failed (失敗)、error (エラー)、または canceled (中止) のすべてのビルドをプルーニングします。

--keep-complete=<N>

ビルド設定基づいて、ステータスが complete (完了) の最後の N ビルドを保持します。デフォルトは 5 です。

--keep-failed=<N>

ビルド設定に基づいて、ステータスが failed (失敗)、error (エラー)、または canceled (中止) の最後の N ビルドを保持します。デフォルトは 1 です。

--keep-younger-than=<duration>

現在の時間との対比で <duration> 未満の新しいオブジェクトはプルーニングしません。デフォルトは 60m です。

手順

  1. プルーニング操作によって削除されるものを確認するには、以下のコマンドを実行します。

    $ oc adm prune builds --orphans --keep-complete=5 --keep-failed=1 \
        --keep-younger-than=60m
  2. 実際に prune 操作を実行するには、--confirm フラグを追加します。

    $ oc adm prune builds --orphans --keep-complete=5 --keep-failed=1 \
        --keep-younger-than=60m --confirm
注記

開発者は、ビルドの設定を変更して自動ビルドプルーニングを有効にできます。

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