第3章 installer-provisioned infrastructure を使用して Azure Stack Hub にクラスターをインストールします。
OpenShift Container Platform バージョン 4.16 では、installer-provisioned infrastructure を使用して、Microsoft Azure Stack Hub にクラスターをインストールできます。ただし、Azure Stack Hub に固有の値を指定するには、install-config.yaml
ファイルを手動で設定する必要があります。
注記
インストールプログラムを使用して、installer-provisioned infrastructure を使用してクラスターをデプロイするときに、azure
を選択できますが、このオプションは Azure Public Cloud でのみサポートされます。
3.1. 前提条件
- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- クラスターをホストするように Azure Stack Hub アカウントを設定 している。
- ファイアウォールを使用する場合は、クラスターがアクセスを必要とするサイトを許可するようにファイアウォールを設定する必要がある。
- 約 16GB のローカルディスク容量があることを確認している。クラスターをインストールするには、RHCOS 仮想ハードディスク (VHD) クラスターイメージをダウンロードし、これを Azure Stack Hub 環境にアップロードして、デプロイメント中にアクセスできるようにする必要があります。VHD ファイルを解凍するには、これくらいのローカルディスク領域が必要です。