2.2. chrony タイムサービスの無効化


MachineConfig カスタムリソース (CR) を使用して、特定のロールを持つノードの chrony タイムサービス (chronyd) を無効にすることができます。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • cluster-admin 権限を持つユーザーとしてログインしている。

手順

  1. 指定されたノードロールの chronyd を無効にする MachineConfig CR を作成します。

    1. 以下の YAML を disable-chronyd.yaml ファイルに保存します。

      apiVersion: machineconfiguration.openshift.io/v1
      kind: MachineConfig
      metadata:
        labels:
          machineconfiguration.openshift.io/role: <node_role> 1
        name: disable-chronyd
      spec:
        config:
          ignition:
            version: 3.2.0
          systemd:
            units:
              - contents: |
                  [Unit]
                  Description=NTP client/server
                  Documentation=man:chronyd(8) man:chrony.conf(5)
                  After=ntpdate.service sntp.service ntpd.service
                  Conflicts=ntpd.service systemd-timesyncd.service
                  ConditionCapability=CAP_SYS_TIME
                  [Service]
                  Type=forking
                  PIDFile=/run/chrony/chronyd.pid
                  EnvironmentFile=-/etc/sysconfig/chronyd
                  ExecStart=/usr/sbin/chronyd $OPTIONS
                  ExecStartPost=/usr/libexec/chrony-helper update-daemon
                  PrivateTmp=yes
                  ProtectHome=yes
                  ProtectSystem=full
                  [Install]
                  WantedBy=multi-user.target
                enabled: false
                name: "chronyd.service"
      1
      chronyd を無効にするノードロール (例: master)。
    2. 以下のコマンドを実行して MachineConfig CR を作成します。

      $ oc create -f disable-chronyd.yaml
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