6.3. 設定された AWS Local Zone インフラストラクチャーを使用したクラスターの削除
Amazon Web Services (AWS) のクラスターを既存の Virtual Private Cloud (VPC) にインストールし、ローカルゾーンの場所ごとにサブネットを設定したら、クラスターとそれに関連付けられている AWS リソースを削除できます。
この手順の例では、CloudFormation テンプレートを使用して VPC とそのサブネットを作成したことを前提としています。
前提条件
-
ネットワークの作成中に使用された CloudFormation スタックの名前
<local_zone_stack_name>
と<vpc_stack_name>
を知っています。クラスターを削除するには、スタックの名前が必要です。 - インストールプログラムによって作成されたインストールファイルを含むディレクトリーへのアクセス権があります。
- アカウントには、CloudFormation スタックを削除するためのアクセス許可を提供するポリシーが含まれています。
手順
インストールプログラムが保存されているディレクトリーに移動し、
destroy cluster
コマンドを使用してクラスターを削除します。$ ./openshift-install destroy cluster --dir <installation_directory> \1 --log-level=debug 2
Local Zone サブネットの CloudFormation スタックを削除します。
$ aws cloudformation delete-stack --stack-name <local_zone_stack_name>
VPC を表すリソースのスタックを削除します。
$ aws cloudformation delete-stack --stack-name <vpc_stack_name>
検証
AWS CLI で次のコマンドを発行して、スタックリソースを削除したことを確認します。AWS CLI は、テンプレートコンポーネントが存在しないことを出力します。
$ aws cloudformation describe-stacks --stack-name <local_zone_stack_name>
$ aws cloudformation describe-stacks --stack-name <vpc_stack_name>
関連情報
- AWS CloudFormation スタックの詳細は、Working with stacks を参照してください。
- AWS Local Zones へのオプトイン
- AWS Local Zones の利用可能なロケーション
- AWS Local Zones の機能