2.10.3. 優先順位およびプリエンプションの設定


Pod 仕様で priorityClassName を使用して優先順位クラスオブジェクトを作成し、Pod を優先順位に関連付けることで、Pod の優先度およびプリエンプションを適用できます。

注記

優先クラスを既存のスケジュール済み Pod に直接追加することはできません。

手順

優先順位およびプリエンプションを使用するようにクラスターを設定するには、以下を実行します。

  1. 1 つ以上の優先順位クラスを作成します。

    1. 以下のような YAML ファイルを作成します。

      apiVersion: scheduling.k8s.io/v1
      kind: PriorityClass
      metadata:
        name: high-priority 
      1
      
      value: 1000000 
      2
      
      preemptionPolicy: PreemptLowerPriority 
      3
      
      globalDefault: false 
      4
      
      description: "This priority class should be used for XYZ service pods only." 
      5
      1
      優先順位クラスオブジェクトの名前です。
      2
      オブジェクトの優先順位の値です。
      3
      オプション: この優先クラスがプリエンプティングであるか非プリエンプティングであるかを指定します。プリエンプションポリシーは、デフォルトで PreemptLowerPriority に設定されます。これにより、その優先順位クラスの Pod はそれよりも優先順位の低い Pod のプリエンプションを実行できます。プリエンプションポリシーが Never に設定される場合、その優先順位クラスの Pod はプリエンプションを実行しません。
      4
      オプション: 優先クラス名が指定されていない Pod にこの優先クラスを使用するかどうかを指定します。このフィールドはデフォルトで false です。globalDefaulttrue に設定される 1 つの優先順位クラスのみがクラスター内に存在できます。globalDefault:true が設定された優先順位クラスがない場合、優先順位クラス名が設定されていない Pod の優先順位はゼロになります。globalDefault:true が設定された優先順位クラスを追加すると、優先順位クラスが追加された後に作成された Pod のみがその影響を受け、これによって既存 Pod の優先順位は変更されません。
      5
      オプション: 開発者がこの優先クラスで使用する必要がある Pod を説明します。任意の文字列を入力します。
    2. 優先クラスを作成します。

      $ oc create -f <file-name>.yaml
  2. 優先クラスの名前を含む Pod 仕様を作成します。

    1. 以下のような YAML ファイルを作成します。

      apiVersion: v1
      kind: Pod
      metadata:
        name: nginx
        labels:
          env: test
      spec:
        securityContext:
          runAsNonRoot: true
          seccompProfile:
            type: RuntimeDefault
        containers:
        - name: nginx
          image: nginx
          imagePullPolicy: IfNotPresent
          securityContext:
            allowPrivilegeEscalation: false
            capabilities:
              drop: [ALL]
        priorityClassName: high-priority 
      1
      1
      この Pod で使用する優先順位クラスを指定します。
    2. Pod を作成します。

      $ oc create -f <file-name>.yaml

    優先順位の名前は Pod 設定または Pod テンプレートに直接追加できます。

Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る