7.6. ビルドログへのアクセス
Web コンソールまたは CLI を使用してビルドログにアクセスできます。
手順
ビルドを直接使用してログをストリーミングするには、以下のコマンドを入力します。
$ oc describe build <build_name>
7.6.1. BuildConfig ログへのアクセス
Web コンソールまたは CLI を使用して BuildConfig
ログにアクセスできます。
手順
BuildConfig
の最新ビルドのログをストリーミングするには、以下のコマンドを入力します。$ oc logs -f bc/<buildconfig_name>
7.6.2. 特定バージョンのビルドに関する BuildConfig ログへのアクセス
Web コンソールまたは CLI を使用して、BuildConfig
に関する特定バージョンのビルドのログにアクセスすることができます。
手順
BuildConfig
の特定バージョンのビルドのログをストリームするには、以下のコマンドを入力します。$ oc logs --version=<number> bc/<buildconfig_name>
7.6.3. ログの冗長性の有効化
詳細の出力を有効にするには、BuildConfig
内の sourceStrategy
または dockerStrategy
の一部として BUILD_LOGLEVEL
環境変数を指定します。
管理者は、env/BUILD_LOGLEVEL
を設定して、OpenShift Container Platform インスタンス全体のデフォルトのビルドの詳細レベルを設定できます。このデフォルトは、指定の BuildConfig
で BUILD_LOGLEVEL
を指定することで上書きできます。コマンドラインで --build-loglevel
を oc start-build
に渡すことで、バイナリー以外のビルドについて優先順位の高い上書きを指定することができます。
ソースビルドで利用できるログレベルは以下のとおりです。
レベル 0 |
|
レベル 1 | 実行したプロセスに関する基本情報を生成します。 |
レベル 2 | 実行したプロセスに関する詳細情報を生成します。 |
レベル 3 | 実行したプロセスに関する詳細情報と、アーカイブコンテンツのリストを生成します。 |
レベル 4 | 現時点ではレベル 3 と同じ情報を生成します。 |
レベル 5 | これまでのレベルで記載したすべての内容と docker のプッシュメッセージを提供します。 |
手順
詳細の出力を有効にするには、
BuildConfig
内のsourceStrategy
またはdockerStrategy
の一部としてBUILD_LOGLEVEL
環境変数を渡します。sourceStrategy: ... env: - name: "BUILD_LOGLEVEL" value: "2" 1
- 1
- この値を任意のログレベルに調整します。