7.4. Security Profiles Operator について
OpenShift Container Platform 管理者は、Security Profiles Operator を使用して、クラスターで強化されたセキュリティー対策を定義できます。
Security Profiles Operator は、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) ワーカーノードのみをサポートします。Red Hat Enterprise Linux (RHEL) ノードはサポートされていません。
7.4.1. セキュリティープロファイルについて
セキュリティープロファイルは、クラスター内のコンテナーレベルでセキュリティーを強化できます。
Seccomp セキュリティープロファイルには、プロセスが実行できるシステムコールがリストされています。権限は SELinux よりも広く、ユーザーは write
などのシステム全体の操作を制限できます。
SELinux セキュリティープロファイルは、システム内のプロセス、アプリケーション、またはファイルへのアクセスと使用を制限するラベルベースのシステムを提供します。環境内のすべてのファイルには、権限を定義するラベルがあります。SELinux プロファイルは、ディレクトリーなどの特定の構造内でアクセスを定義できます。