1.4. クラスター用の OCI インフラストラクチャーのプロビジョニング
Assisted Installer を使用して OpenShift Container Platform クラスターの詳細を作成する場合、Terraform スタックでクラスターの詳細を指定します。スタックは、OCI に OpenShift Container Platform クラスターをインストールするために必要なすべての OCI インフラストラクチャーリソースのプロビジョニングを自動化する OCI の機能です。
前提条件
- 検出 ISO イメージをローカルディレクトリーにダウンロードした。詳細は、「Assisted Installer を使用して OCI 互換の検出 ISO イメージを生成する」を参照してください。
- Terraform スタックテンプレートをローカルディレクトリーにダウンロードした。詳細は、「OCI 環境の準備」を参照してください。
手順
- Oracle Cloud Infrastructure (OCI) アカウントにログインします。
- 検出 ISO イメージを、ローカルドライブから、作成した新しいオブジェクトストレージバケットにアップロードします。詳細な手順については、Uploading an Object Storage Object to a Bucket (Oracle ドキュメント) を参照してください。
アップロードした検出 ISO を見つけて、次の手順を実行します。
- 横にあるオプションメニューから ISO の Pre-Authenticated Request (PAR) を作成します。
- 生成された URL をコピーします。これは次のステップで OpenShift Image Source URI として使用します。
詳細な手順については、Creating a Pre-Authenticated Requests in Object Storage (Oracle ドキュメント) を参照してください。
Terraform スタックを作成して適用します。
重要Terraform スタックには、クラスターリソースとカスタムマニフェストを作成するためのファイルが含まれています。スタックにはスクリプトも含まれています。スタックを適用すると、このスクリプトによって DNS レコードやインスタンスなどの OCI リソースが作成されます。リソースのリストについては、OCI README ファイルにある OpenShift 用の Terraform 定義リソース を参照してください。
- Terraform スタックテンプレート create-cluster-vX.X.X.zip を新しいオブジェクトストレージバケットにアップロードします。
スタックの情報を入力し、Next をクリックします。
重要- Cluster Name が Assisted Installer の Cluster Name と一致し、Zone DNS が Assisted Installer の Base Domain と一致していることを確認してください。
- OpenShift Image Source URI フィールドに、前のステップで生成した Pre-Authenticated Request の URL リンクを貼り付けてください。
- ベアメタルにインストールするか、仮想マシンにインストールするかに応じて、正しい Compute Shape フィールド値が定義されていることを確認してください。正しくない場合は、リストから別のシェイプを選択してください。詳細は、Compute Shapes (Oracle ドキュメント) を参照してください。
- Apply をクリックしてスタックを適用します。
詳細な手順については、Creating OpenShift Container Platform Infrastructure Using Resource Manager (Oracle ドキュメント) を参照してください。
Terraform スタックの Outputs ページから
dynamic_custom_manifest.yml
ファイルをコピーします。注記YAML ファイルには、設定値と連結され、事前にフォーマットされた必要なマニフェストがすべて含まれています。詳細は、カスタムマニフェストの README ファイル を参照してください。
詳細な手順については、Getting the OpenShift Container Platform Custom Manifests for Installation (Oracle ドキュメント) を参照してください。