3.5. Git リポジトリーに必要な変更
ztp-site-generate
コンテナーを以前のリリースの GitOps Zero Touch Provisioning (ZTP) から 4.10 以降にアップグレードする場合は、Git リポジトリーのコンテンツに関する追加の要件があります。これらの変更を反映するには、リポジトリー内の既存のコンテンツを更新する必要があります。
次の手順では、クラスターポリシー管理に PolicyGentemplate
リソースではなく、PolicyGenerator
リソースを使用していることを前提としています。
PolicyGenerator
ファイルに必要な変更を加えます。すべての
PolicyGenerator
ファイルは、ztp
という接頭辞が付いたNamespace
内に作成する必要があります。これにより、GitOps ZTP アプリケーションは、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) が内部でポリシーを管理する方法と競合することなく、GitOps ZTP によって生成されたポリシー CR を管理できるようになります。kustomization.yaml
ファイルをリポジトリーに追加します。すべての
SiteConfig
およびPolicyGenerator
CR は、それぞれのディレクトリーツリーの下にあるkustomization.yaml
ファイルに含める必要があります。以下に例を示します。├── acmpolicygenerator │ ├── site1-ns.yaml │ ├── site1.yaml │ ├── site2-ns.yaml │ ├── site2.yaml │ ├── common-ns.yaml │ ├── common-ranGen.yaml │ ├── group-du-sno-ranGen-ns.yaml │ ├── group-du-sno-ranGen.yaml │ └── kustomization.yaml └── siteconfig ├── site1.yaml ├── site2.yaml └── kustomization.yaml
注記generator
セクションにリスト表示されているファイルには、SiteConfig
または{policy-gen-cr}
CR のいずれかのみが含まれている必要があります。既存の YAML ファイルにNamespace
などの他の CR が含まれている場合、これらの他の CR を別のファイルに取り出して、resources
セクションにリストする必要があります。PolicyGenerator
kustomization ファイルには、generator
セクション内のすべてのPolicyGenerator
YAML ファイルと、resources
セクションのNamespace
CR が含まれている必要があります。以下に例を示します。apiVersion: kustomize.config.k8s.io/v1beta1 kind: Kustomization generators: - acm-common-ranGen.yaml - acm-group-du-sno-ranGen.yaml - site1.yaml - site2.yaml resources: - common-ns.yaml - acm-group-du-sno-ranGen-ns.yaml - site1-ns.yaml - site2-ns.yaml
SiteConfig
kustomization ファイルには、すべてのSiteConfig
YAML ファイルがgenerator
セクションおよびリソースの他の CR に含まれている必要があります。apiVersion: kustomize.config.k8s.io/v1beta1 kind: Kustomization generators: - site1.yaml - site2.yaml
pre-sync.yaml
ファイルおよびpost-sync.yaml
ファイルを削除します。OpenShift Container Platform 4.10 以降では、
pre-sync.yaml
およびpost-sync.yaml
ファイルは不要になりました。update/deployment/kustomization.yaml
CR は、ハブクラスターでのポリシーのデプロイを管理します。注記SiteConfig
ツリーと{policy-gen-cr}
ツリーの両方の下に、pre-sync.yaml
ファイルとpost-sync.yaml
ファイルのセットが存在します。推奨される変更の確認および組み込み
各リリースには、デプロイされたクラスターに適用される設定に推奨される追加の変更が含まれる場合があります。通常、これらの変更により、OpenShift プラットフォーム、追加機能、またはプラットフォームのチューニングが改善された CPU の使用率が低下します。
ネットワーク内のクラスターのタイプに適用可能なリファレンス
SiteConfig
およびPolicyGenerator
CR を確認します。これらの例は、GitOps ZTP コンテナーから抽出したargocd/example
ディレクトリーにあります。