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8.2. Web コンソールによるログの可視化

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ロギングコンソールプラグインを設定すると、OpenShift Container Platform Web コンソールを使用してログデータを可視化できます。設定オプションは、Web コンソールでのログのインストール中に利用できます。

すでにロギングをインストールしており、プラグインを設定する場合は、次のいずれかの手順を使用します。

8.2.1. Red Hat OpenShift Logging Operator をインストールした後のロギングコンソールプラグインの有効化

ロギングコンソールプラグインは Red Hat OpenShift Logging Operator のインストール中に有効にできますが、プラグインを無効にして Red Hat OpenShift Logging Operator をインストールした場合も、プラグインを有効にすることができます。

前提条件

  • 管理者権限がある。
  • Red Hat OpenShift Logging Operator がインストールされており、Console pluginDisabled が選択されている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにアクセスできる。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators Installed Operators に移動します。
  2. Red Hat OpenShift Logging をクリックします。Operator の Details ページが表示されます。
  3. Details ページで、Console plugin オプションの Disabled をクリックします。
  4. Console plugin enablement ダイアログで、Enable を選択します。
  5. Save をクリックします。
  6. Console plugin オプションに Enabled と表示されていることを確認します。
  7. 変更が適用されると、Web コンソールにポップアップウィンドウが表示されます。ウィンドウに Web コンソールのリロードを求めるプロンプトが表示されます。ポップアップウィンドウが表示されたら、ブラウザーを更新して変更を適用します。

8.2.2. Elasticsearch ログストアと LokiStack がインストールされている場合のロギングコンソールプラグインの設定

ロギングバージョン 5.8 以降では、Elasticsearch ログストアがデフォルトのログストアであるが、LokiStack もインストールされている場合は、次の手順を使用してロギングコンソールプラグインを有効にできます。

前提条件

  • 管理者権限がある。
  • Red Hat OpenShift Logging Operator、OpenShift Elasticsearch Operator、および Loki Operator がインストールされている。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • ClusterLogging カスタムリソース (CR) が作成されている。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、ロギングコンソールプラグインが有効になっていることを確認します。

    $ oc get consoles.operator.openshift.io cluster -o yaml |grep logging-view-plugin  \
    || oc patch consoles.operator.openshift.io cluster  --type=merge \
    --patch '{ "spec": { "plugins": ["logging-view-plugin"]}}'
  2. 次のコマンドを実行して .metadata.annotations.logging.openshift.io/ocp-console-migration-target: lokistack-dev アノテーションを ClusterLogging CR に追加します。

    $ oc patch clusterlogging instance --type=merge --patch \
    '{ "metadata": { "annotations": { "logging.openshift.io/ocp-console-migration-target": "lokistack-dev" }}}' \
    -n openshift-logging

    出力例

    clusterlogging.logging.openshift.io/instance patched

検証

  • 次のコマンドを実行し、出力を確認して、アノテーションが正常に追加されたことを確認します。

    $ oc get clusterlogging instance \
    -o=jsonpath='{.metadata.annotations.logging\.openshift\.io/ocp-console-migration-target}' \
    -n openshift-logging

    出力例

    "lokistack-dev"

これで、ロギングコンソールプラグイン Pod がデプロイされました。ロギングデータを表示するには、OpenShift Container Platform Web コンソールに移動し、Observe Logs ページを表示します。

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