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第8章 直接移行の要件

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直接移行は、Migration Toolkit for Containers (MTC) 1.4.0 以降で利用できます。

直接移行には 2 つの部分があります。

  • ボリュームの直接移行
  • イメージの直接移行

直接移行により、中間のレプリケーションリポジトリー (オブジェクトストレージ) を使用せずに、永続ボリュームと内部イメージをソースクラスターから宛先クラスターに直接移行できます。

8.1. 前提条件

  • 外部トラフィックの移行に関与する両方のクラスター (ソースと宛先) の内部レジストリーが公開されている。
  • リモートのソースクラスターと宛先クラスターが、ポート 443 の OpenShift Container Platform ルートを使用して通信できる。
  • ソースおよび宛先 MTC クラスターで、公開レジストリールートを設定した。この設定は、spec.exposedRegistryPath フィールドを指定して行うか、MTC UI から行います。

    注記
    • 宛先クラスターがホストクラスター (移行コントローラーが存在するクラスター) と同じである場合、その特定の MTC クラスターに対して公開レジストリールートを設定する必要はありません。
    • spec.exposedRegistryPath は、イメージの直接移行にのみ必要であり、ボリュームの直接移行には必要ありません。
  • 直接移行を実行する場合、MigPlan カスタムリソース (CR) の 2 つの仕様フラグ indirectImageMigrationindirectVolumeMigration が、false に設定されている。これらのフラグのデフォルト値は false です。

MTC の直接移行機能は、Rsync ユーティリティーを使用します。

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