5.4. 範囲制限操作
5.4.1. 制限範囲の作成
ここでは、制限範囲を作成するための手順の例を示します。
手順
オブジェクトを作成します。
$ oc create -f <limit_range_file> -n <project>
5.4.2. 制限を表示する
Web コンソールでプロジェクトの Quota
ページに移動し、プロジェクトで定義される制限範囲を表示できます。以下の手順を実行して、CLI を使用して制限範囲の詳細を表示することもできます。
手順
プロジェクトで定義される制限範囲オブジェクトのリストを取得します。たとえば、
demoproject
というプロジェクトの場合:$ oc get limits -n demoproject
出力例
NAME AGE resource-limits 6d
制限範囲を記述します。たとえば、
resource-limits
という制限範囲の場合:$ oc describe limits resource-limits -n demoproject
出力例
Name: resource-limits Namespace: demoproject Type Resource Min Max Default Request Default Limit Max Limit/Request Ratio ---- -------- --- --- --------------- ------------- ----------------------- Pod cpu 200m 2 - - - Pod memory 6Mi 1Gi - - - Container cpu 100m 2 200m 300m 10 Container memory 4Mi 1Gi 100Mi 200Mi - openshift.io/Image storage - 1Gi - - - openshift.io/ImageStream openshift.io/image - 12 - - - openshift.io/ImageStream openshift.io/image-tags - 10 - - -
5.4.3. 制限範囲の削除
制限範囲を削除するには、次のコマンドを実行します。
+
$ oc delete limits <limit_name>
S
関連情報
ユーザーが作成できるプロジェクト数に対するさまざまな制限の適用、制限の管理、プロジェクトリソースのクォータに関する詳細は、プロジェクトごとのリソースクォータ を参照してください。