1.10. Jenkins メモリーの要件
提供される Jenkins の一時また永続テンプレートでデプロイする場合、デフォルトのメモリー制限は 1 Gi
になります。
デフォルトで、Jenkins コンテナーで実行する他のすべてのプロセスは、合計の 512 MiB
を超えるメモリーを使用することができません。メモリーがさらに必要になると、コンテナーは停止します。そのため、パイプラインが可能な場合に、エージェントコンテナーで外部コマンドを実行することが強く推奨されます。
また、Project
クォータがこれを許可する場合は、Jenkins マスターがメモリーの観点から必要とするものについて、Jenkins ドキュメントの推奨事項を参照してください。この推奨事項では、Jenkins マスターにさらにメモリーを割り当てることを禁止しています。
Jenkins Kubernetes プラグインによって作成されるエージェントコンテナーで、メモリー要求および制限の値を指定することが推奨されます。管理者ユーザーは、Jenkins 設定を使用して、エージェントのイメージごとにデフォルト値を設定できます。メモリー要求および制限パラメーターは、コンテナーごとに上書きすることもできます。
Jenkins で利用可能なメモリー量を増やすには、Jenkins の一時テンプレートまたは永続テンプレートをインスタンス化する際に MEMORY_LIMIT
パラメーターを上書きします。