1.5. 認証が有効な Red Hat レジストリー
Red Hat Ecosystem Catalog のコンテナーイメージのセクションで利用可能なすべてのコンテナーイメージはイメージレジストリーの registry.redhat.io でホストされます。レジストリー registry.redhat.io では、イメージおよび OpenShift Container Platform でホストされるコンテンツへのアクセスに認証が必要です。
OpenShift Container Platform はイメージを registry.redhat.io からプルするため、これを使用できるようにクラスターを設定する必要があります。
新規レジストリーは、以下の方法を使用して認証に標準の OAuth メカニズムを使用します。
- 認証トークン。管理者によって生成されるこれらのトークンは、コンテナーイメージレジストリーに対する認証機能をシステムに付与するサービスアカウントです。サービスアカウントはユーザーアカウントの変更による影響を受けないため、トークンを使用する認証方法の信頼性は高く、復元力もあります。これは、実稼働クラスター用にサポートされている唯一の認証オプションです。
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Web ユーザー名およびパスワード。これは、
access.redhat.comなどのリソースへのログインに使用する標準的な認証情報のセットです。この認証方法は OpenShift Container Platform で使用できますが、Red Hat では実稼働環境でのデプロイメントではこの方法をサポートしていません。この認証方法を OpenShift Container Platform 外部のスタンドアロンプロジェクトに制限します。
ユーザー名およびパスワード、または認証トークンのいずれかの認証情報を使用して podman login を使用し、新規レジストリーのコンテンツにアクセスします。
すべてのイメージストリームは、インストールプルシークレットを使用して認証を行う新規レジストリーを参照します。
認証情報は以下のいずれかの場所に配置する必要があります。
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openshiftnamespace。openshiftnamespace のイメージストリームがインポートできるように、認証情報はopenshiftnamespace に配置してください。 - ホスト。Kubernetes でイメージをプルする際にホストの認証情報を使用するため、認証情報はホスト上に配置してください。