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5.6. マネージドクラスターのトラブルシューティング

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以下の手順を使用して、マネージドクラスターで発生する可能性のあるインストール問題を診断します。

手順

  1. マネージドクラスターのステータスを確認します。

    $ oc get managedcluster

    出力例

    NAME            HUB ACCEPTED   MANAGED CLUSTER URLS   JOINED   AVAILABLE   AGE
    SNO-cluster     true                                   True     True      2d19h

    AVAILABLE 列のステータスが True の場合、マネージドクラスターはハブによって管理されます。

    AVAILABLE 列のステータスが Unknown の場合、マネージドクラスターはハブによって管理されていません。その他の情報を取得するには、以下の手順を使用します。

  2. AgentClusterInstall インストールのステータスを確認します。

    $ oc get clusterdeployment -n <cluster_name>

    出力例

    NAME        PLATFORM            REGION   CLUSTERTYPE   INSTALLED    INFRAID    VERSION  POWERSTATE AGE
    Sno0026    agent-baremetal                               false                          Initialized
    2d14h

    INSTALLED 列のステータスが false の場合、インストールは失敗していました。

  3. インストールが失敗した場合は、以下のコマンドを実行して AgentClusterInstall リソースのステータスを確認します。

    $ oc describe agentclusterinstall -n <cluster_name> <cluster_name>
  4. エラーを解決し、クラスターをリセットします。

    1. クラスターのマネージドクラスターリソースを削除します。

      $ oc delete managedcluster <cluster_name>
    2. クラスターの namespace を削除します。

      $ oc delete namespace <cluster_name>

      これにより、このクラスター用に作成された namespace スコープのカスタムリソースがすべて削除されます。続行する前に、ManagedCluster CR の削除が完了するのを待つ必要があります。

    3. マネージドクラスターのカスタムリソースを再作成します。
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