1.5. Assisted Installer の残りの手順を完了する
Oracle® Cloud Infrastructure (OCI) リソースをプロビジョニングし、OpenShift Container Platform カスタムマニフェスト設定ファイルを OCI にアップロードした後、インスタンス OCI を作成する前に、Assisted Installer で残りのクラスターのインストール手順を完了する必要があります。この手順では、ノードロールの割り当てとカスタムマニフェストの追加を行います。
1.5.1. ノードロールの割り当て
ホストの検出後、ノードのロールは、すべてデフォルトで Auto-assign と表示されます。各ノードのロールを、Control Plane node または Worker のいずれかに変更します。
前提条件
- OCI で Terraform スタックを作成して適用した。詳細は、「クラスター用の OCI インフラストラクチャーのプロビジョニング」を参照してください。
手順
- Assisted Installer ユーザーインターフェイスから、Host discovery ページに移動します。
Role 列で、対象のホスト名ごとに Control plane node または Worker を選択します。Next をクリックします。
注記-
次の手順に進む前に、各ノードが
Ready
ステータスになるまで待ちます。 - ノードを展開して、ハードウェアタイプがベアメタルであることを確認します。
-
次の手順に進む前に、各ノードが
- Storage ページおよび Networking ページのデフォルト設定を受け入れます。Next をクリックします。
1.5.2. カスタムリポジトリーの追加
Oracle が提供する必須のカスタムマニフェストを追加します。詳細は、Custom Manifests (Oracle ドキュメント) を参照してください。
前提条件
-
OCI の Terraform スタックから
dynamic_custom_manifest.yml
ファイルをコピーした。詳細は、「クラスター用の OCI インフラストラクチャーのプロビジョニング」を参照してください。
手順
-
Custom manifests ページの Folder フィールドで、
manifests
を選択します。これは、カスタムマニフェストファイルを保存する Assisted Installer 用のフォルダーです。 -
File name フィールドに、ファイル名 (例:
dynamic_custom_manifest.yml)
を入力します。 OCI からコピーした
dynamic_custom_manifest.yml
ファイルの内容を貼り付けます。- Content セクションで、Paste content アイコンをクリックします。
- Firefox を使用している場合は、OK をクリックしてダイアログボックスを閉じ、Ctrl+V を押します。そうでない場合は、このステップをスキップしてください。
- Next をクリックしてカスタムマニフェストを保存します。
- Review and create ページで、Install cluster をクリックして、OCI 上に OpenShift Container Platform クラスターを作成します。
クラスターのインストールと初期化操作が完了すると、Assisted Installer によってクラスターのインストール操作が完了したことが示されます。詳細は、「OpenShift Container Platform の Assisted Installer」ドキュメントの「インストールの完了」セクションを参照してください。