6.2. ホステッドクラスター用の Kubernetes API サーバーの設定
ホステッドクラスター用に Kubernetes API サーバーをカスタマイズする場合は、次の手順を実行します。
前提条件
- 実行中のホステッドクラスターがある。
- 
						HostedClusterリソースを変更するためのアクセス権がある。
- Kubernetes API サーバーに使用するカスタム DNS ドメインがある。 - カスタム DNS ドメインは適切に設定され、解決可能である。
- DNS ドメインには有効な TLS 証明書が設定されている。
- ドメインへのネットワークアクセスが環境内で適切に設定されている。
- カスタム DNS ドメインは、ホステッドクラスター全体において一意である。
 
- カスタム証明書を設定した。詳細は「、ホステッドクラスターでのカスタム API サーバー証明書の設定」を参照してください。
手順
- プロバイダープラットフォームで、 - kubeAPIServerDNSNameURL が Kubernetes API サーバーが公開されている IP アドレスを指すように DNS レコードを設定します。DNS レコードは適切に設定され、クラスターから解決可能である必要があります。- DNS レコードの設定に使用するコマンドの例 - dig + short kubeAPIServerDNSName - $ dig + short kubeAPIServerDNSName- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- HostedCluster仕様で、次の例に示すように- kubeAPIServerDNSNameフィールドを変更します。- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- 次のコマンドを入力して設定を適用します。 - oc -f <hosted_cluster_spec>.yaml - $ oc -f <hosted_cluster_spec>.yaml- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow - 設定が適用されると、HyperShift Operator はカスタム DNS ドメインを指す新しい - kubeconfigシークレットを生成します。
- CLI またはコンソールを使用して - kubeconfigシークレットを取得します。- CLI を使用してシークレットを取得するには、次のコマンドを入力します。 - kubectl get secret <hosted_cluster_name>-custom-admin-kubeconfig \ -n <cluster_namespace> \ -o jsonpath='{.data.kubeconfig}' | base64 -d- $ kubectl get secret <hosted_cluster_name>-custom-admin-kubeconfig \ -n <cluster_namespace> \ -o jsonpath='{.data.kubeconfig}' | base64 -d- Copy to Clipboard Copied! - Toggle word wrap Toggle overflow 
- コンソールを使用してシークレットを取得するには、ホステッドクラスターに移動し、Download Kubeconfig をクリックします。 注記- コンソールで show login command オプションを使用して、新しい - kubeconfigシークレットを使用することはできません。